南魚沼ロードレース大会レポート

2022.9.20

Jプロツアー第12戦
第56回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ
兼第11回JBCF女子チャンピオンシップ
兼第7回JBCF南魚沼ロードレース

日付 2022年9月19日
開催地・コース 新潟県南魚沼市 三国川ダム周回コース(1周:12km・左回り)
距離:156km(JPT)、72km(F)、84km(E1)、48km(E2/E3)、48km(Y1)

 

■Jプロツアー(JPT)

前年優勝チームTEAM BRIDGESTONE Cyclingの徳田優から、JBCF今中大介副理事長に輪翔旗が返還される

Jプロツーアーの中で最高位のレースレイティング「プラチナ」に指定されるのが、「経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」。チーム対抗の団体戦が設定されるのが大きな特徴で、優勝チームには深紅の経済産業大臣旗、通称「輪翔旗」が贈られる。
その舞台となるのは、昨年に続き「南魚沼ロードレース」。新潟県南魚沼市の三国川ダム周辺に設定された1周12kmのコースは、カーブとアップダウンが連続するJプロツアー屈指のハードコース。特にコース後半は道幅が狭く直線区間が短いため、集団が自然と長く引き伸ばされる。
Jプロツアーのレースは13周156km。2周目、入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)、横山航太(シマノレーシング)、伊藤雅和(CIEL BLEU KANOYA)、アリア・キアニ(チームイルミネイト・オープン参加)の5名が先行。後続のメイン集団との差は1分50秒まで開く。
メイン集団は前年優勝の草場啓吾擁する愛三工業レーシングチームがコントロール。一方先頭集団では、4周目に伊藤と横山、5周目にキアニが遅れ、差が徐々に縮まる。7周目にマンセボがメカトラブルで遅れると入部も集団に吸収され、レースは振り出しに戻る。
その後はアタックと吸収が繰り返され、集団の人数が1周ごとに絞られていく。残り2周となる12周目、入部、白川幸希(CIEL BLEU KANOYA)、内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)の4名が先行。最終周回に入ると内田が遅れて勝負は3名に絞られる。
最後は入部、白川、金子でのスプリント勝負となり、入部が優勝。4位に内田、9位に香山飛龍を送り込んだ弱虫ペダルサイクリングチームが、初の輪翔旗を獲得した。

入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝
入部正太朗の優勝と、団体優勝の輪翔旗を獲得した弱虫ペダルサイクリングチーム

結果  JPT 156km
1位 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム) 4時間6分29秒
2位 白川幸希(CIEL BLEU KANOYA) +0秒
3位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +1秒
4位 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム) +43秒
5位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +3分6秒
6位 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム) +3分7秒

中間スプリント賞
1回目 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
2回目 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)

敢闘賞 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)

ネクストリーダージャージは新たに佐藤光(稲城FIETSクラスアクト)が獲得した プレゼンターは北陸地方整備局三国川ダム管理所長の渡邉一成様

Jプロツアーリーダー 小林 海(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 佐藤 光(稲城FIETS クラスアクト)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

リーダージャージの植竹海貴(Y's Road)が序盤からペースを上げる

女子チャンピオンシップとして行われたJフェミニンツアーは6周72kmのレース。リーダージャージの植竹海貴(Y's Road)と大堀博美(MOPS)が登り区間でペースを上げて人数を絞る一方、序盤は植竹が下りで遅れる場面が見られた。しかしその都度追いつき、終盤は植竹、大堀、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)の3名に絞られる。最後は植竹と大堀のスプリント勝負となり、植竹が優勝。前日の南魚沼クリテリウムに続き大会2連覇を達成した。

表彰式 プレゼンターはしゃくなげ湖畔開発公社の大塚拓男理事長

結果 JFT 72km
1位 植竹海貴(Y's Road) 2時間15分14秒
2位 大堀博美(MOPS) +2秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +30秒

中間スプリント賞 植竹海貴(Y's Road)

Jフェミニンツアーリーダー 植竹海貴(Y's Road)

 

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

■Jエリートツアー(JET)

石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)が独走逃げ切りで優勝

7周84kmで行われたE1クラスタのレースは、アタックと吸収を繰り返しながら人数が絞られていく展開。残り2周、糸川典往(soleil de lest)の飛び出しに石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)が合流して先行。最終周回に入ると石井が単独先行し、後続に30秒前後の差をつける。リーダージャージを着る小林亮(soleil de lest)ら6名が追走するものの、石井が最後まで逃げ切って優勝した。

表彰式 プレゼンターはしゃくなげ湖畔開発公社の大塚拓男理事長

結果 E1クラスタ 84km
1位 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム) 2時間13分52秒
2位 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム) +6秒
3位 小林 亮(soleil de lest) +6秒
4位 中里 仁(Rapha Cycling Club) +7秒
5位 池川辰哉(VC VELOCE) +7秒
6位 島野翔汰(YURIFitCyclingTEAM) +10秒

中間スプリント賞 糸川典往(soleil de lest)

Jエリートツアーリーダー 小林 亮(soleil de lest)
U19リーダー 岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team)

 

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

■弱虫ペダルPresents Jユースツアー(Y1/U17)

パレード走行を経てリアルスタート

4周48kmで行われたJユースツアーのレースは、序盤から何度も先行を繰り返していた風間大和(淑徳巣鴨高等学校)が、最終周回に村田駿(Leap Hamamatsu Cycling Team)と抜け出す。残り5km付近で村田が遅れると、風間はフィニッシュまで独走して優勝した。

結果 Y1クラスタ 48km
1位 風間大和(淑徳巣鴨高等学校) 1時間19分43秒
2位 中尾涼介(VC AVANZARE) +36秒
3位 村田 駿(Leap Hamamatsu Cycling Team) +38秒
OPN 知名透真(岐阜第一高等学校 ※オープン) +44秒
4位 室伏碧透(BRIDGE BIKE PRODUCTS) +44秒
5位 宮﨑拓史(保土ケ谷高校自転車競技部) +56秒
6位 鈴木悠介(ブラウ・ブリッツェン) +4分29秒

Jユースツアーリーダー 中尾涼介(VC AVANZARE)

 

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟