2026年Jクリテリウムツアー第1戦
第4回JBCF志布志クリテリウム
日付 2026年2月22日
開催地・コース 鹿児島県志布志市 志布志しおかぜ公園(1周2.9km・右回り)
距離:58km(JCT)、29km(F)、34km(E1)、29km(E2)、23.2km(E3)、23.2km(M)

■Jクリテリウムツアー(JCT)
Jクリテリウムツアー2年目のシーズンが、昨年に続き鹿児島県志布志市で開幕した。
今シーズンはふたつの変更がなされた。ひとつは、出場資格がJプロツアーチームのみとなったこと。もうひとつは予選レースが廃止されて決勝レースのみとなったことだ。昨シーズンはJエリートツアーのE1カテゴリーの選手もJクリテリウムツアーのレースを走ることになっていたが、この変更によりE1カテゴリーのレースが別に行われることになった。
今年4回目の開催となる志布志クリテリウムのコースにも変更が加えられた。ヘアピンコーナーを両端に配するアルファベットのL字を描くコースレイアウトは同様だが、スタート/フィニッシュ地点がL字の直角部分の外側に設定され、最後のヘアピンコーナーを抜けたあとフィニッシュまで約1kmの直線路となった。スプリントの距離が大幅に伸びることで、最終局面がどのように変わるのかが注目された。
レースは20周58kmに72名が出走。スタート直後からアタックと吸収が繰り返され、前日の鹿屋・肝付ロードレースで優勝したKINAN Racing Teamやヴィクトワール広島が積極的に動く。


数名が先行しかける場面もあったが長く続く逃げにはならず、ラップタイムは3分50秒を切る速いペースでの周回が続いて集団が長く引き伸ばされる。
後半に入ると、レースの進行と共に広がりはじめていた雲が厚くなり、13周目に入ったところで雨粒が落ち始める。14周目には雨足が強まり、それまで乾いていた路面はあっという間に水たまりが出来るほどに。滑りやすくなった路面では、特にコース両端のヘアピンでの落車が頻発。ラップタイムは3分50秒台後半から4分台まで落ちた。


それでも終盤に入るとスプリント勝負を狙うチームが集団前方に集まりはじめ、徐々にペースが上がっていく。そして長い直線でのスプリント勝負へ。残り200m、孫崎大樹(ヴィクトワール広島)が先頭に出ると、草場啓吾(KINAN Racing Team)、岡本勝哉(HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR)、黒枝士揮(Sparkle Oita Racing Team)らの追随を寄せつけずにフィニッシュ。Jクリテリウムツアー初代チャンピオンが開幕戦を制した。


結果 JCT 58km
1位 孫崎 大樹(ヴィクトワール広島) 1時間18分15秒
2位 岡本 勝哉(HPCJC BRIDGESTONE-ANCHOR) +0秒
3位 草場 啓吾(KINAN Racing Team) +0秒
4位 黒枝 士揮(Sparkle Oita Racing Team) +0秒
5位 松本 一成(TeamCyclersSNEL) +0秒
6位 伊澤 将也(CIEL BLEU KANOYA) +0秒
Jクリテリウムツアーリーダー 孫崎 大樹(ヴィクトワール広島)
周回賞(3周回目) 山本 元喜(KINAN Racing Team)
周回賞(5周回目) 渡辺 一気(京都産業大学)
周回賞(7周回目) 中村 圭佑(ヴィクトワール広島)
周回賞(9周回目) 橋川 丈(KINAN Racing Team)
周回賞(11周回目) 山本 元喜(KINAN Racing Team)
周回賞(13周回目) 渡辺 一気(京都産業大学)
周回賞(15周回目) 大山 航平(イナーメ信濃山形)
鹿児島賞 黒枝 士揮(Sparkle Oita Racing Team)




■Jフェミニンツアー(JFT)
10周29kmで行われた女子のJフェミニンツアーのレースには5名が出走。レース半ばの5周目、昨シーズンのチャンピオン阿部花梨(イナーメ信濃山形-F)がアタックして単独先行。



後続との差は一気に10秒以上まで開き、その後も差を広げながら周回を重ねていく。阿部はそのまま独走で逃げ切ってフィニッシュし、今シーズン1勝目を挙げた。


結果 JFT 29km
1位 阿部花梨(イナーメ信濃山形-F) 46分56秒
2位 仲村 陽子(フィッツ) +30秒
3位 黒川 真理子(AutoBahnGotemba) +30秒
4位 林 優希(なるしまフレンドレーシングチーム) +30秒
5位 樫部 結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM) +43秒
Jフェミニンリーダー 林 優希 (なるしまフレンドレーシングチーム)
中間スプリント賞 黒川真理子(AutoBahnGotemba)



■Jエリートツアー(JET)
12周34.8kmで行われたE1カテゴリーのレースには46名が出走。前日の鹿屋・肝付ロードレースで優勝し、エリートリーダージャージを着てスタートした井上悠喜(松山学院高等学校)が終始集団前方に位置取って自ら動く積極的なレースを見せる。



一方で勝負を決めるような動きが出ないまま集団は崩れることなく最後のスプリント勝負に持ち込まれ、田中亮祐(NT-W)が優勝した。

結果 E1 34.8km
1位 田中 亮祐(NT-W) 47分48秒
2位 佐藤 寛朗(AutoBahnGotemba) +0秒
3位 島野 翔汰(HKD KOSHIDO) +0秒
4位 本田 啓仁(LINKVISION GIRASOLE CYCLING) +0秒
5位 田渕 君幸(TRYCLE.ing) +0秒
6位 井上 悠喜(松山学院高等学校) +0秒
Jエリートツアーリーダー 井上 悠喜(松山学院高等学校)
U23リーダー 松木海斗(明星大学)
U19リーダー 井上 悠喜(松山学院高等学校)
中間スプリント賞 佐藤寛朗(AutoBahnGotemba)



■Jマスターズツアー(JMT)
8周23.2kmで行われたJマスターズツアーのレースには10名が出走。序盤から動いた中村将也(MiNERVA-asahi)が独走に持ち込み、残り5周を逃げ切って優勝。2位には佐藤俊雄が入り、 MiNERVA-asahiがワン・ツーフィニッシュを決めた。





JMT 結果 23.2km
1位 中村 将也(MiNERVA-asahi) 35分17秒
2位 佐藤 俊雄(MiNERVA-asahi) +22秒
3位 竹熊 力三(Team Luppi) +22秒
4位 幕田 亮(COWGUMMA) +22秒
5位 小林 崇(オッティモ) +22秒
6位 宮内 心(Team Luppi) +23秒
Jマスターズツアーリーダー 佐藤 俊雄(MiNERVA-asahi)
中間スプリント賞 中村 将也(MiNERVA-asahi)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟






















