Jプロツアー第15_16戦 RACE REPORTS

2019.9.7

Jプロツアー第15戦
群馬CSC 交流戦 9月大会 Day-1
日付 2019年9月7日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(6km/1周)

距離 78km(JPT+E1)、66km(E2+E3)

■Jプロツアー(JPT)

<ヴィクトワール広島の谷順成がJプロツアー初制覇>
Jプロツアー第15戦は、今季から導入された交流戦の2戦目として開催された。この交流戦は、Jエリートツアーの最上位クラスタであるE1所属選手が、Jプロツアーの選手と同じレースを走る機会を提供することを目的に開催されており、選手強化の一環として、JプロツアーのレースにE1所属選手が参加する形式で実施されている。

この日のレースは6kmコースを13周する78km。スタートラインでは、先日亡くなられた栃木車連の小口英之氏に対して黙祷が捧げられ、レースがスタートした。

序盤はほぼ一つの集団のまま展開していくが、中盤からは断続的に逃げと吸収が繰り返される出入りの激しいレースとなった。4周目に米谷隆志(LEOMO Bellmare Racing Team)の飛び出しから4名の集団が先行。これが吸収されると、7周目には才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team)と藤岡克磨(ヴィクトワール広島)らの4名の逃げが発生。この逃げが9周目に吸収されると、今度は岸崇人(LEOMO Bellmare Racing Team)が集団から単独で飛び出す。一方、メイン集団ではチームブリヂストンサイクリングとマトリックスパワータグが先頭でコントロールを続けていく。

残り4周となる10周目に入り、集団は再び一つにまとまったが、11周目に才田が再び単独でアタック。才田はメイン集団に対して約50秒の差を付けて12周目に入る。最終周回の13周目に入る直前、メイン集団から追走に飛び出したオールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)と黒枝士揮(チームブリヂストンサイクリング)が才田をキャッチ。この後も動きが続き、最後の「心臓破りの坂」の登坂で集団は再び一つとなった。

ここで決定的な動きを見せたのが谷順成(ヴィクトワール広島)。心臓破りの坂の最後のカーブで集団から飛び出すと、お見合い状態となった集団との差を広げて独走での優勝となった。谷はJプロツアーだけでなくレース人生で初の優勝を手にした。

E1所属選手ではE1最上位となる10位に吉田泰大(フィッツ)、続く11位に福田圭晃(Yamanakako Cyclisme Formation)、13位に中川真也(Kochel V.C. Sputnik)が入り、Jプロツアーの選手に迫る力を見せた。


結果  JPT  78km

1位 谷 順成(ヴィクトワール広島) 1時間55分40秒
2位 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ) +3秒
3位 近谷 涼(チームブリヂストンサイクリング) +3秒
4位 橋本英也(チームブリヂストンサイクリング) +3秒
5位 阿部航大(ホンダ栃木) +3秒
6位 野口悠真(FIETS GROEN 日本ロボティクス) +4秒

敢闘賞
才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team)

中間スプリントポイント
3周回完了時 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)
6周回完了時 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)
9周回完了時 岸 崇仁(LEOMO Bellmare Racing Team)

Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)

 

Jプロツアー第16戦
群馬CSC 交流戦 9月大会 Day-2
日付 2019年9月8日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(6km/1周)

距離 78km(JPT+E1)、108km(E2+E3)

■Jプロツアー(JPT)

<オールイス・アルベルトが今季交流戦の最終戦を制す>
Jプロツアー第16戦は、今季から新たに導入された交流戦の最終戦として開催された。当初Pクラスタのレースは25周150kmのレースとして予定されていたが、台風15号の接近に伴い、13周78kmに短縮されての開催となった。

この日のレースは、前日とは異なり、序盤から強豪チームのマトリックスパワータグとチームブリヂストンサイクリングが逃げを作る動きを見せる。1周目の紺野元汰(イナーメ信濃山形)の単独先行を皮切りに、橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)や向川尚樹と小森亮平のマトリックスパワータグ勢が集団前方で動く。

展開が大きく動いたのは6周目。コースの勝負所でもある心臓破りの坂の手前から一人また一人と先行し始めると、心臓破りの坂を登り終えた頃に、早めに抜け出した選手達が先頭集団を形成。遅れて反応した選手達が追走集団としてまとまり、メイン集団と合わせて3つの集団での展開となる。10名程の先頭集団には優勝候補のオールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)を含むマトリックスパワータグの3名と、チームブリヂストンサイクリングからは橋本も入り、この時点で勝ち逃げ集団の様相を見せる。

レースは3つの集団のまま進行し、10周目で追走集団がメイン集団に吸収された。一方、先頭集団は佐野淳哉(マトリックスパワータグ)らが強力に牽引しており、後続との差は縮まらない。そして、残り3周となる11周目付近から先頭集団内でも動きが出始める。11周目の心臓破りの坂頂上で先頭集団がバラツキ始めると、12周目にはオールイス、紺野、中里仁(Rapha Cycling Club)の3名が先行。最終周回の13周目には、勝負所の心臓破りの坂でオールイスが単独で飛び出し、そのまま独走で交流戦の最終戦を制した。2位争いはオールイスとともに飛び出した中里と紺野との勝負。最後は中里がスプリントを制し、E1所属選手ながらも2位に入った。なお、群馬CSC交流戦9月大会の2日間の合計タイムで争われた総合時間賞は、初日を2位で終え、2日目に優勝したオールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)が合計3時間49分26秒で獲得した。

 


結果  JPT  78km

1位 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ) 1時間53分42秒
2位 中里 仁(Rapha Cycling Club) +24秒
3位 紺野元汰(イナーメ信濃山形) +24秒
4位 小森亮平(マトリックスパワータグ) +34秒
5位 小山智也(イナーメ信濃山形) +34秒
6位 石原悠希(Honda栃木) +34秒

敢闘賞
中里 仁(Rapha Cycling Club)

総合時間賞
オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ) 3時間49分26秒

中間スプリントポイント
3周回完了時 小山智也(イナーメ信濃山形)
6周回完了時 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)
9周回完了時 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)

Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)