「全日本トラックチャンピオンシップ」レポート

2022.12.5

第53回 JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ(JBCFトラックシリーズ第3戦)
日 付 2022年12月3日、4日
開催地 埼玉県所沢市 西武園競輪場(周長400m)
種 目(12月3日)男子スプリント、男子マスターズ3kmインディヴィデュアル・パーシュート、女子マスターズ2kmインディヴィデュアル・パーシュート、男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート、女子3kmインディヴィデュアル・パーシュート、男女スクラッチ
種 目(12月4日)男子1kmタイムトライアル、女子500mタイムトライアル、女子マスターズ500mタイムトライアル、男子マスターズ500mタイムトライアル、男女ケイリン、男女チームスプリント、男子オムニアム

※写真はフォトギャラリーをご参照ください※

2022年の締めくくり 西武園競輪場での全日本トラックチャンピオンシップ

JBCFトラックシリーズ最終戦となる全日本トラックチャンピオンシップが、西武園競輪場で開催された。例年より1ヶ月ほど遅い開催となり、東京都では初霜が観測されるほど冷え込む日となったが、競技が行われた日中は陽差しと青空に恵まれた。

■男子スプリント
予選の200mフライングタイムトライアルで唯一の10秒台を出してトップとなった福元啓太(CWASPアタリ前田)が決勝に勝ち進み、予選3位から勝ち上がった林大翔(岩井商会レーシング)と対戦。福本が林を寄せつけず2本連取で優勝を決めた。

・男子スプリント 結果
1位 福元啓太(CWASPアタリ前田)
2位 林 大翔(岩井商会レーシング)
3位 水澤秀哉(BMレーシングZUNOW)


■インディヴィデュアルパーシュート
男子4kmは末岡正充(TONY Racing)が優勝。女子3kmは船橋星来(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が4分34秒188をマークした。男子マスターズ3kmは加藤唯史(TONY Racing)、女子マスターズ2kmは小沼美由紀(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)がそれぞれ優勝。女子マスターズ優勝の小沼は東日本トラックに続きこの種目2連勝とした。男子ジュニア3kmは、鈴木澪(松山学院高等学校 自転車競技部)が優勝した。

・男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 末岡正充(TONY Racing) 5分2秒821
2位 寺田吉騎(LEOMO Bellmare Racing Team) 5分3秒332
OPN 武智 光(愛媛大学) 5分3秒435
3位 北澤竜太郎(MISUZUKO TEST TEAM) 5分13秒139
(表彰対象はオープン参加を除く上位3名)

・女子3kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 船橋星来(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) 4分34秒188

・男子マスターズ3kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 加藤唯史(TONY Racing) 3分59秒356
2位 吉田勝彦(サイタマサイクルプロジェクト) 4分9秒292

・女子マスターズ2kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 小沼美由紀(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) 2分41秒312
2位 廣瀬博子(サイタマサイクルプロジェクト) 2分59秒870

・男子ジュニア3kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 鈴木 澪(松山学院高等学校 自転車競技部) 3分45秒486
2位 青山哲宗(Team BFY Racing) 4分25秒442


■男子チーム・パーシュート
1チームのみ出走となったチーム・パーシュートは、エクストリームつくば(齊藤、中原、浪川、伊藤)が 5分1秒363をマークした。

・男子チーム・パーシュート結果
1位 エクストリームつくば(齊藤、中原、浪川、伊藤) 5分1秒363


■スクラッチ
10kmで行われた男子は、終盤に抜け出した鈴木澪(松山学院高等学校 自転車競技部)と竹野迅音(朝明高校)の2名が逃げ切り、最後は鈴木が竹野を引き離して優勝した。女子は東京パラリンピック金メダリストの杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)が出場。8kmのレースは最終周回にアタックした中原恭恵(AVENTURA VICTORIA RACING)が優勝した。

・男子スクラッチ結果(10km)
1位 鈴木 澪(松山学院高等学校 自転車競技部) 12分50秒83
2位 竹野迅音(朝明高校)
3位 多田雄飛(新潟食料農業大学自転車競技部)

・女子スクラッチ結果(8km)
1位 中原恭恵(AVENTURA VICTORIA RACING) 13分20秒469
2位 船橋星来(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
3位 廣瀬博子(サイタマサイクルプロジェクト)
4位 杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)

■1kmタイムトライアル、500mタイムトライアル
男子1kmタイムトライアルは、1分7秒台をマークした福元啓太(CWASPアタリ前田)が優勝。スプリントとあわせ今大会2冠を達成した。女子500mタイムトライアルは、石中葵(富山県自転車競技連盟)が優勝。マスターズ500mタイムトライアルは、男子は古本清文(Capricornis)、女子は小沼美由紀(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が1位となった。

・男子1kmタイムトライアル 結果
1位 福元啓太(CWASPアタリ前田) 1分7秒467
2位 水澤秀哉(BMレーシングZUNOW) 1分9秒304
3位 末岡正充(TONY Racing) 1分10秒519

・女子500mタイムトライアル 結果
1位 石中 葵(富山県自転車競技連盟) 38秒067
2位 清水知美(ビチクレッタディマル) 41秒256
3位 鈴木章代(ビチクレッタディマル) 41秒471

・男子マスターズ500mタイムトライアル 結果
1位 古本清文(Capricornis) 36秒076
2位 加藤唯史(TONY Racing) 36秒760

・女子マスターズ500mタイムトライアル 結果
1位 小沼美由紀(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) 40秒282

■チームスプリント
400m×3で行われた男子は、Capricornis(古本、宮越、村田)が優勝。400m×2で行われた女子は、ビチクレッタディマル(清水、鈴木)が1位となった。

・男子チームスプリント(400m×3) 結果
1位 Capricornis(古本、宮越、村田) 1分17秒100
2位 TONY Racing(末岡、井上、加藤) 1分23秒076

・女子チームスプリント結果(400m×2) 結果
1位 ビチクレッタディマル(清水、鈴木) 1分4秒071

■ケイリン
男子は2組の予選を勝ち上がった6名での決勝が行われ、林大翔(岩井商会レーシング)が僅差で山形駿(保土ケ谷高校自転車競技部)を下して優勝した。4名での決勝が行われた女子は、最終周回に入ったところで仕掛けた石中葵(富山県自転車競技連盟)が2位以下を引き離して優勝。500mタイムトライアルとあわせて今大会2冠を達成した。

・男子ケイリン 結果
1位 林 大翔(岩井商会レーシング)
2位 山形 駿(保土ケ谷高校自転車競技部)
3位 齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW)

・女子ケイリン 結果
1位 石中 葵(富山県自転車競技連盟)
2位 中原恭恵(AVENTURA VICTORIA RACING)
3位 杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)
4位 清水知美(ビチクレッタディマル)

■男子オムニアム
4種目の総合順位を争うオムニアム。第1種目のスクラッチでは、武智光(愛媛大学・オープン参加)と寺田吉騎(LEOMO Bellmare Racing Team)が集団をラップし、武智が1位、寺田が2位となる。その後はこの2名の勝負となり、第2種目のテンポレースは寺田が1位、第3種目のエリミネイションは武智が1位となり、3種目を終えての総合順位は、寺田が116ポイントで1位、武智が112ポイントで2位につけた。最後のポイントレースは、序盤に抜け出した武智と寺田が集団をラップし、3位以下とのポイント差を大きく広げる。後半に入ると武智が1位通過を繰り返し、終盤に寺田を逆転。ポイントが倍となるフィニッシュも1位を獲って寺田を突き放した。武智はオープン参加のため、寺田が優勝となった。

・男子オムニアム 結果
OPN 武智 光(愛媛大学) 176p
1位 寺田吉騎(LEOMO Bellmare Racing Team) 166p
2位 橘田和樹(The CAMP*US) 124p
3位 多田雄飛(新潟食料農業大学 自転車競技部) 109p
(表彰対象はオープン参加を除く上位3名)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟