南魚沼クリテリウム レポート

2021.9.21

Jプロツアー第13戦
第1回JBCF南魚沼クリテリウム
日付:2021年9月19日
開催地・コース:新潟県南魚沼市六日町 坂戸特設コース(1周:1.24km)

距離:49.06km(JPT)、18.60km(F)、24.80km(E1)

■Jプロツアー(JPT)

7月の「石川サイクルロードレース」以来2ヶ月ぶりの開催となるJプロツアーは、今年初開催となる「南魚沼クリテリウム 」で再開された。

パレードスタートしていく集団

新潟県南魚沼市の六日町駅に近い商店街通りをスタート・フィニッシュとする1周1.24kmのコースは、市内を流れる魚野川を挟むように周回する設定。ほぼフラットでコース幅が広く、ハイスピードなレース展開が期待される。

40周49.06kmのレースは、1周半のパレード走行ののちリアルスタートが切られると、入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)が飛び出しを図る。この動きに、橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、佐藤遼(群馬グリフィンレーシングチーム)が呼応し、3名の先頭集団が形成される。その後佐藤が遅れて入部と橋本の2名が先行。メイン集団はマトリックスパワータグが早々にコントロールを開始したことから一旦落ち着き、10秒以内の差を維持して周回を重ねていく。

レースが中盤に差し掛かった17周目、入部と橋本が吸収されると、小山貴大(群馬グリフィンレーシングチーム)、小村悠樹(Team Eurasia-iRC TIRE)、冨尾大地(CIEL BLEU KANOYA)の3名が新たに先行。メイン集団は引き続きマトリックスパワータグがコントロールを続け、残り10周を切ったところで3名を吸収する。

残り6周に入ると、TEAM BRIDGESTONE Cyclingや愛三工業レーシングチーム、弱虫ペダルサイクリングチームなどが集団前方に集まり始め、それまでコントロールを続けてきたマトリックスパワータグから主導権を奪いにいく。残り4周からはTEAM BRIDGESTONE Cyclingが主導し、最終周回に入っていく。

残り200mの最終コーナーを先頭でクリアしたのは愛三工業レーシングチーム。そこからスプリントに入った岡本隼(愛三工業レーシングチーム)が抜け出す形でフィニッシュ。愛三工業レーシングチームに久々の勝利をもたらした。

魚野川にかかる坂戸橋を渡る集団

レース中盤にかけて先行を続けた入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)と橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

レース中盤から終盤にかけて先行した小山貴大(群馬グリフィンレーシングチーム)、小村悠樹(Team Eurasia-iRC TIRE)、冨尾大地(CIEL BLEU KANOYA)の3名 

岡本隼(愛三工業レーシングチーム)が優勝

結果  JPT 49.06km

1位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) 1時間6分42秒
2位 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
3位 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
4位 中川 拳(愛三工業レーシングチーム) +0秒
5位 中村龍吉(群馬グリフィンレーシングチーム) +1秒
6位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +1秒

地元賞
1回目 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
2回目 小村悠樹(Team Eurasia-iRC TIRE)
3回目 冨尾大地(CIEL BLEU KANOYA)

Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

15周18.6kmで行われた女子のJフェミニンツアーは、序盤からリーダージャージの植竹海貴(Y's Road)がペースを上げて人数を絞っていく展開。最後は8名でのスプリント勝負となり、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が並びかけるも、植竹が譲らず先着。今季8勝目を挙げた。

序盤から植竹海貴(Ys Road)が先頭でペースを上げていく

F 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が並びかけるも植竹海貴(Ys Road)が先着

F フェミニンリーダージャージは植竹海貴(Ys Road) プレゼンターは南魚沼サイクルフェスタ大会副会長、六日町商工会の樋口和人会長

F 地元賞は本田母映(High Ambition 女子サイクリングアカデミー)と植竹海貴(Ys Road) プレゼンターは南魚沼サイクルフェスタ大会副会長、六日町商工会の樋口和人会長

結果 JFT 18.6km

1位 植竹海貴(Y's Road) 29分30秒
2位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0秒
3位 本田母映(High Ambition 女子サイクリングアカデミー) +1秒

地元賞
1回目 本田母映(High Ambition 女子サイクリングアカデミー)
2回目 植竹海貴(Y's Road)
3回目 植竹海貴(Y's Road)

Jフェミニンリーダー 植竹海貴(Y's Road)

 

■Jエリートツアー(JET)

20周24.8kmで行われたJエリートツアーのE1クラスタは、先行集団が形成される場面があるも長続きせず、大きな集団のまま速いペースで周回を重ねる。最後は集団でのスプリントかと思われたが、 AVENTURA VICTORIA RACINGの 金田聡士と美甘星次郎の2人が抜け出し、後続に大差をつけてワン・ツーフィニッシュを決めた。

E1 スタート

E1 残暑の青空の下、長く伸びて進む集団

E1 AVENTURA VICTORIA RACINGの 金田聡士と美甘星次郎が抜け出してフィニッシュ

E1 地元賞 右から、本田竜介(F(t)麒麟山Racing)、金田聡士(AVENTURA VICTORIA RACING)、中野圭(イナーメ信濃山形) プレゼンターは南魚沼サイクルフェスタ大会副会長、六日町商工会の樋口和人会長

E1 表彰式 プレゼンターは南魚沼サイクルフェスタ大会副会長、六日町商工会の樋口和人会長

 

結果 E1クラスタ 24.8km

1位 金田聡士(AVENTURA VICTORIA RACING) 33分30秒
2位 美甘星次郎(AVENTURA VICTORIA RACING) +0秒
3位 石橋利晃(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +2秒
4位 池川辰哉(VC VELOCE) +2秒
5位 水野恭兵(Avenir Yamanashi Yamanakako) +2秒
6位 雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +2秒

地元賞
1回目 本田竜介(F(t)麒麟山Racing)
2回目 金田聡士(AVENTURA VICTORIA RACING)
3回目 中野 圭(イナーメ信濃山形)

Jエリートツアーリーダー 池川辰哉(VC VELOCE)
U19リーダー 木綿崚介(ヴィファリスト)
クリテリウム リーダー 池川辰哉(VC VELOCE)


文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟