西日本ロードクラシック広島大会 Day-1 レポート

2020.8.30

Jプロツアー第8戦
第54回JBCF西日本ロードクラシック広島大会

日付 2020年8月29日
開催地・コース 広島県三原市 広島県中央森林公園サイクリングコース(1周:12.3km 右回り)
距離:61.5km(JPT)、73.8km(F)、110.7km(E1)、61.5km(E2)、49.2km(E3)

■Jプロツアー(JPT)

山本大喜(KINAN Cycling Team)がJプロツアー初優勝

山本大喜(KINAN Cycling Team)がJプロツアー初優勝
山本大喜(KINAN Cycling Team)がJプロツアー初優勝

 

Jプロツアー第8戦は、今年の全日本選手権開催予定地だった広島県中央森林公園での「西日本ロードクラシック」。本来であれば4月末の開催だったが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて8月末に延期されての開催となった。初日は5周61.5kmの短距離レース。午後3時45分と遅めのスタート時間にもかかわらず、30℃を超える猛烈な暑さの中でのレースとなった。

スタートラインに並んだプロリーダージャージの小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)と、ネクストリーダージャージの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
スタートラインに並んだプロリーダージャージの小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)と、ネクストリーダージャージの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 

リアルスタート直後に飛び出したのは、安原大貴(マトリックスパワータグ)と、武山晃輔(TeamUKYO)の2人。安原は2周回完了時のスプリントポイントを獲得し、3周目にメイン集団に戻る。その後何度かアタックと吸収が繰り返されたのち、阿曽圭佑(eNShare Racing Team)のが飛び出して4周目に入っていく。これを山本大喜(KINAN Cycling Team)と増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が追って合流し、3名の先頭集団が形成される。さらに後続集団から追走集団が形成され、4周目の終盤に山本元喜(KINAN Cycling Team)と門田祐輔(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)の2名、最終周回の5周目後半にはトマ・ルバ(KINAN Cycling Team)、西村大輝(宇都宮ブリッツェン)、大前翔(愛三工業レーシングチーム)の3名が合流し、先頭集団は8名となる。

最終周回、トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が登りで加速
最終周回、トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が登りで加速
最終周回、山本元喜(KINAN Cycling Team)がアタック
最終周回、山本元喜(KINAN Cycling Team)がアタック

 

残り3kmからの通称「三段坂」に入ると、3名を揃えたKINAN Cycling Teamが波状攻撃を開始。ルバが加速して集団を引き延ばし、そこから山本元喜がアタックしていく。そして最後は山本大喜が独走体制に持ち込み、そのままフィニッシュしてJプロツアー初優勝。KINAN Cycling Teamは今季3勝目を挙げた。


結果  JPT 61.5km

1位 山本大喜(KINAN Cycling Team) 1時間30分47秒
2位 西村大輝(宇都宮ブリッツェン) +27秒
3位 山本元喜(KINAN Cycling Team) +27秒
4位 トマ・ルバ(KINAN Cycling Team) +27秒
5位 阿曽圭佑(eNShare Racing Team) +28秒
6位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +28秒

中間スプリントポイント
2周回完了時 安原大貴(マトリックスパワータグ)

敢闘賞 該当なし

Jプロツアーリーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

大堀博美(MOPS)がレース後半を単独で逃げ切って優勝
大堀博美(MOPS)がレース後半を単独で逃げ切って優勝

 

女子のJフェミニンツアーは、今年最長距離となる6周73.8kmで行われた。

リアルスタート直後からフェミニンリーダージャージの唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、樫木祥子(株式会社オーエンス)、オープン参加の渡部春雅(駒沢大学高等学校)らがペースアップして人数を絞っていく。

3周目、大堀博美(MOPS)が単独で飛び出し、後続に30秒差をつけて独走を開始する。樫木と渡部の2人が追走するが、4周目には渡部が遅れて樫木1人が追走を続ける。最終周回には一時20秒を切るところまで差が詰まったが、その後再び差が広がり、大堀が逃げ切りで優勝した。

唐見が未完走となったため、2位に入った樫木がフェミニンリーダージャージを奪回した。


結果 JFT 73.8km

1位 大堀博美(MOPS) 2時間11分20秒
2位 樫木祥子(株式会社オーエンス) +1分12秒
3位 渡部春雅(駒澤大学高等学校) +5分8秒

Jフェミニンツアーリーダー 樫木祥子(株式会社オーエンス)

 

■Jエリートツアー(JET)

原田将人(ALL OUT reric)が優勝
原田将人(ALL OUT reric)が優勝

 

9周110.7kmで行われたE1クラスタのレースは、4周目までに池川辰哉(VC VELOCE)と小村悠樹(Kochel V.C. Sputnik)の2名が先行。6周目には池川が単独となって逃げ続ける。後続との差は1分近くまで開いていたものの、原田将人(ALL OUT reric)、松木健治(VC VELOCE)らの追走集団が残り2周の後半で池川に追いつく。最終周回後半の登り区間に入ると、逃げで消耗していた池川が遅れ、原田と松木の勝負に。最後はホームストレートでのマッチスプリントに持ち込まれ、原田が松木を下して優勝した。


結果 E1クラスタ 110.7km

1位 原田将人(ALL OUT reric) 3時間1分32秒
2位 松木健治(VC VELOCE) +3秒
3位 池川辰哉(VC VELOCE) +0秒
4位 坂川達行(Team Kermis Cross) +25秒
5位 中島雅人(VC福岡(エリート)) +秒
6位 東 優仁(VC福岡(エリート)) +0秒

Jエリートツアーリーダー 東優仁(VC福岡(エリート))

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟