宇都宮ロードレース レポート

2020.8.10

Jプロツアー第5戦
第4回JBCF宇都宮ロードレース

日付 2020年8月9日
開催地・コース 栃木県宇都宮市 宇都宮市森林公園 鶴カントリー倶楽部周辺特設コース(1周:6.7km)
距離:73.7km(JPT)、46.9km(E1)、33.5km(E2)、26.8km(E3)

■Jプロツアー(JPT)

トマ・ルバが残り2kmを独走して優勝

独走で逃げ切ったトマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が優勝独走で逃げ切ったトマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が優勝

宇都宮ラウンド2日目は、宇都宮市森林公園に会場を移して行われる宇都宮ロードレース。かつてジャパンカップのコースの一部として使用されていた鶴カントリー前を通る「鶴周回」と呼ばれる1周6.7kmのコースを使用する。距離は短いものの斜度が急激に立ち上がる登りが2ヶ所とカーブが連続する長い下りが組み合わされ、登坂力だけでなくテクニックも要求されるハードなコースだ。

リーダージャージを先頭にパレードスタートリーダージャージを先頭にパレードスタート

11周73.7kmのレースは、リアルスタート直後のアタック合戦で幕を開ける。登り区間では織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が何度もアタックを試みるが抜け出せず、主導権を握るチームもないまま、メイン集団はレース後半までに40名前後まで絞られていく。

7周目、16名の先頭集団が先行。この中から8周目にトマ・ルバ(KINAN Cycling Team)、石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)、小石祐馬(Team UKYO)の3名が抜け出す。後続は追走の足並みが揃わず、差は30秒から1分以上まで開いて最終周回へ突入。勝負は先行する3名に絞られた。

最終周回、3名の先頭集団からペースアップを試みる小石祐馬(チーム右京)最終周回、3名の先頭集団からペースアップを試みる小石祐馬(チーム右京)

残り2kmからの登り区間に入ると小石がアタック。しかし決定打とならず、カウンターでルバがアタックすると他の2人はついて行けない。ルバはそのままフィニッシュまで逃げ切って優勝。KINAN Cycling Teamとしては開幕戦での山本元喜の優勝に次ぐ今季2勝目をマークした。

最終周回残り2km、トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が勝負を決めるアタック最終周回残り2km、トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が勝負を決めるアタック

結果  JPT 73.7km

1位 トマ・ルバ(KINAN Cycling Team) 1時間49分9秒
2位 石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) +25秒
3位 小石祐馬(Team UKYO) +26秒
4位 西村大輝(宇都宮ブリッツェン) +1分26秒
5位 横塚浩平(Team UKYO) +1分29秒
6位 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム) +1分29秒

敢闘賞 該当者なし

中間スプリントポイント
2周回完了時 山本大喜(KINAN Cycling Team)
4周回完了時 門田祐輔(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
6周回完了時 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

Jプロツアーリーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

F 樫木祥子(株式会社オーエンス)が今季2勝目F 樫木祥子(株式会社オーエンス)が今季2勝目

5周33.5kmで行われた女子のFクラスタは、序盤から樫木祥子(株式会社オーエンス)と唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)の2人がペースアップを図り、集団の人数を絞っていく。3周目までに残ったのは樫木、唐見、大堀博美(MOPS)の3名。最後はスプリント勝負となり、樫木が優勝。フェミニンリーダージャージも獲得した。


結果 JFT 33.5km

1位 樫木祥子(株式会社オーエンス ) 58分17秒
2位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム ) +0秒
3位 大堀博美(MOPS) +0秒

 

■Jエリートツアー(JET)

E1 小嶋渓円(MiNERVA-asahi)が優勝E1 小嶋渓円(MiNERVA-asahi)が優勝

E1クラスタは7周46.9km。レース後半までに先頭集団は20名ほどまで絞られる。残り3周、前日のクリテリウムで逃げ切り勝ちを見せた留目夕陽(東京都立八王子桑志高等学校自転車競技部)と津田悠羲(EQADS)の2人が先行するが、次の周には後続集団に吸収される。その後もアタックが繰り返されるが勝負を決めるものにはならない。最後は集団でのスプリント勝負となり、ロングスパートを決めた小嶋渓円(MiNERVA-asahi)が優勝した。


結果 E1クラスタ 46.9km

1位 小嶋渓円(MiNERVA-asahi) 1時間52分8秒
2位 川崎三織(EQADS) +2秒
3位 留目夕陽(東京都立八王子桑志高等学校自転車競技部) +5秒
4位 東 優仁(VC福岡(エリート)) +6秒
5位 雑賀大輔(湾岸サイクリングユナイテッド) +6秒
6位 松木健治(VC VELOCE) +6秒

Jエリートツアーリーダー 東 優仁(VC福岡(エリート))


文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟