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東日本ロードクラシック群馬大会 Day-3 レポート

2020.07.26
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Jプロツアー第3戦
第54回JBCF東日本ロードクラシック 群馬大会Day-3

日付: 2020年7月25日
開催地・コース: 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853番地(6km/1周)
距離: 132km(JPT)、72km(F)、90km(E1)、72km(E2)、48km(E3)

東日本ロードクラシック最終日のスタート

■Jプロツアー(JPT)

増田成幸優勝でプロリーダージャージも獲得

東日本ロードクラシック群馬大会最終日となるDay-3。P1クラスタは3日間で最も長距離となる22周132kmのレースが行われた。

スタート直後からアタックが繰り返されて数名が飛び出すものの、この日の集団は逃げをなかなか容認しない展開が続く。7周目、心臓破りの登りで11名の集団が先行。8周目には50秒まで差が開き、逃げが容認される。

メンバーは、ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、増田成幸、鈴木譲、西村大輝(以上宇都宮ブリッツェン)、小石祐馬、武山晃輔(以上TeamUKYO)、石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)、渡邊翔太郎(那須ブラーゼン)、西村基(レバンテフジ静岡)、大前翔(愛三工業レーシングチーム)、小出樹(JCF強化指定選抜チーム)。

メイン集団は先頭にメンバーを送り込めなかったさいたまディレーブが中心となってコントロールするも差は広がり続け、レースが後半に入った13周目には4分20秒まで開く。U23リーダーの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と、佐野千尋(イナーメ信濃山形)の2人が追走に出るものの、先行する11名には追いつかない。

レース中盤に形成された11名の先頭集団

先行する集団を追うメイン集団は、今年発足したさいたまディレーブがコントロール

15周目に入ると、マトリックスパワータグと愛三工業レーシングチームなどがメイン集団をペースアップさせ、先頭集団との差を縮めはじめる。レース終盤の19周目にはトマ・ルバ(KINAN Cycling Team)が強力な牽引を見せ、メイン集団の人数を半数以下に減らしながらも一気に20秒差まで詰める。しかしそれ以上差を詰めることは出来ず、先頭集団の逃げ切りを許す。

長く伸びたメイン集団が2号橋をくぐる

最大で4分20秒差をメイン集団につけた先頭集団が最後まで逃げ切ることに

渡邊が遅れて10名となった先頭集団では、増田が牽引してハイペースを維持。最終周回に入ると小石がアタックするが決定打にならない。心臓破りを登り切って牽制状態になったところで増田が飛び出し、トリビオが追従。2人が後続を引き離して残り1kmのバックストレートに姿を現す。最後は1対1のスプリント勝負となり、増田がトリビオを下して優勝した。

増田は3日間の総合順位でも1位となり、プロリーダージャージも獲得。2連勝した宇都宮ブリッツェンがチームランキングでも1位となった。

最終周回、雨が強くなる中を増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がペースアップしていく

増田成幸(宇都宮ブリッツェン)がホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ )を下して優勝

表彰式

ネクストリーダージャージは織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が維持

ネクストリーダージャージの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と、プロリーダージャージの増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

結果  JPT 132km

1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 3時間17分47秒
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ ) +0秒
3位 大前 翔(愛三工業レーシングチーム) +7秒
4位 石原悠希(Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) +7秒
5位 小出 樹(JCF強化指定選抜チーム) +7秒
6位 小石祐馬(TeamUKYO) +8秒

敢闘賞 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

中間スプリントポイント
3周回完了時 横塚浩平(TeamUKYO)
6周回完了時 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ )
9周回完了時  大前 翔(愛三工業レーシングチーム)
12周回完了時  大前 翔(愛三工業レーシングチーム)

3日間総合順位
1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
2位 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
3位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

Jプロツアーリーダー 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

女子のJフェミニンツアーは前日と同じ12周72kmのレースが行われた。序盤から唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が積極的にペースアップし、レース中盤に差しかかる頃には、唐見、樫木祥子(株式会社オーエンス)、伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)、植竹海貴(Y’s Road)の4名に絞られる。

その後伊藤が遅れ、植竹も遅れると、唐見と樫木のマッチレースに。最後は僅差のスプリントで唐見が樫木を抑えて優勝した。

F(女子)スタート

F(女子)序盤から唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)がペースアップ

F(女子)前日優勝の樫木祥子(株式会社オーエンス)と、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)の2人を中心にレースが進む。

F(女子)登りでペースを上げる唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)にぴったり追従していく樫木祥子(株式会社オーエンス)

F(女子)表彰式

F(女子)フェミニンリーダージャージは森本保乃花(ZERO)

結果 JFT 72km

1位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) 2時間5分43秒
2位 樫木祥子(株式会社オーエンス) +0秒
3位 植竹海貴(Y’s Road) +1分37秒

Jフェミニンリーダー 森本保乃花(ZERO)

 

■Jエリートツアー(JET)

15周90kmで行われたE1クラスタは、集団が逃げを容認しないまま人数を減らしながら周回を重ねていく。レース終盤までに残った16名でのスプリント勝負となり、小林亮(ALL OUT reric)が優勝。Jエリートツアーリーダーの東優仁(VC福岡(エリート))が2位に入り、リーダーの座を守った。

E1 エリートリーダー ジャージの東優仁(VC福岡(エリート))と、チームランキング1位のALL OUT rericがスタートライン先頭に並ぶ

ペースが上がり長く伸びた集団

アタックが繰り返されるものの、集団が容認しない展開が終盤まで続いた

エリートリーダー ジャージの東優仁(VC福岡(エリート))自ら動く場面も

E1 スプリント勝負を制した小林亮(ALL OUT reric)が優勝

表彰式

エリートリーダー ジャージは東優仁(VC福岡(エリート))が維持した

結果 E1クラスタ 90km

1位 小林 亮(ALL OUT reric) 2時間15分2秒
2位 東 優仁(VC福岡(エリート)) +0秒
3位 松木健治(VC VELOCE) +0秒
4位 天野壮悠(VC VELOCE) +0秒
5位 小野寺望(VENTOS ACT2) +0秒
6位 小嶋渓円(MiNERVA-asahi) +0秒

Jエリートツアーリーダー 東 優仁(VC福岡(エリート))

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

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