3月16日(土)、17日(日)に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催される開幕戦「第2回 JBCF 修善寺ロードレース」を前に、3月2日(土)に「プレシーズンカンファレンス」を実施し、各選手がシーズンに向けての意気込みを語りました。
冒頭では、ゼネラルマネージャーの廣瀬佳正から、今シーズンの新たな変化について、「今年は日本の自転車界の形を今のチーム・選手とともに変えていく、変化にコミットしていきます。Jプロツアーが地域の経済効果に役立つレースに発展していくために、『単なる競技レース』から『競技であり祭典』にしていきたいと考えています。まずはプロのレースらしいイメージ戦略として、黒とゴールドを基調としたスタイリッシュなロゴに刷新し、優勝トロフィー、リーダージャージ等も新しくなりました。その他、ファン目線を重視したWEBサイトのリニューアル、インターネットでのLIVE配信の充実化、LIVEリザルトシステムの採用など、積極的に変化に取り組んで参ります。」とコメントしました。
続いて、2019シーズンに参戦する各チームの代表選手が登壇し、それぞれ意気込みを語りました。
昨シーズン、チーム年間総合優勝を果たした宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手は、「今年は去年に比べてチームがコンパクト(9人→8人)にはなりましたが、若手のメンバーがレベルアップしてJプロツアーを2連覇する準備はできています。必勝体制を敷いて2連覇したいと思います。」と力強くコメントしました。
サラリーマンレーサーとして全日本選手権タイムトライアル優勝の経験もあるイナーメ信濃山形の中村龍太郎選手は、「今年は、紺野元汰と内野直也の2人の若手選手をチームに迎え入れることになりました。『自転車を楽しむこと』をスローガンに、若手の力をチームに取り込んでパワーアップし、上位陣へ一矢報い入れるような展開をしていきたいです。」とコメントしました。
2年ぶりのJプロツアーへの復帰となった、Team UKYOからは畑中勇介選手が登壇。「僕は2015年に個人とチーム総合、2016年にチーム総合優勝しています。当時から比べてコースが変わっている所がありますし、ライバルも強くなっているので、まずは1戦1戦優勝を狙いたいです。Jプロツアーは、私もここでステップアップしてきたように、ツール・ド・フランスを目指す選手にとっても登竜門となるレースだと思います。ぜひ皆さんも足を運んで応援してください。」とコメントしました。
3月16日(土)から開幕するJプロツアーで繰り広げられるトップレーサーたちの熱い戦いに、ぜひご注目ください。