Jプロツアー第6戦
群馬CSC 交流戦 8月大会 Day-1
日付 2020年8月22日
開催地・コース 群馬サイクルスポーツセンター 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853番地(6km/1周)
距離:102km(JPT・E1)、72km(F)、72km(E2・E3)
■Jプロツアー+E1クラスタ(JPT・E1)
交流戦初日は天候悪化によりレースキャンセル
Jプロツアー第6戦は、昨年からスタートした「交流戦」。下部クラスタのJエリートツアーE1の選手がJプロツアーの選手と同じレースを走ることが出来るレースだ。
会場は開幕戦と同じ群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキット。初日のDay-1は17周102kmのレースに、Jプロツアー16チーム+JCF強化指定選抜チームとE1クラスタの選手が出走した。
リアルスタート直後からアタックと吸収が繰り返され、ラップタイムは8分代前半のハイペースで進行する。
数名が飛び出したり、集団が大きく2つに割れたこともあったが、スタート前に天候悪化によるレース短縮の可能性が伝えられていたこともあってか、この日の集団はなかなか逃げを容認しない。
8周目に入ると雨粒が落ち始め、雷鳴が聞こえはじめる。これによりレースが一時中断され、8周回完了のコントロールラインでレースが止められた。その後再スタートが検討されたが、天候回復の見込みが立たず、その後のレースはキャンセルとされた。
8周完了時に走っていた選手は完走扱いとし、3周完了時と6周完了時の2回の中間スプリントポイントは有効とされた。
結果 JPT・E1 102km(8周回・48km終了時でレースキャンセル)
中間スプリントポイント
3周回完了時 山本元喜(KINAN Cycling Team)
6周回完了時 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ )
Jプロツアーリーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
■Jフェミニンツアー(JFT)
天候悪化前に行われた女子のFクラスタは通常通りレースが行われた。
12周72kmのレースは、序盤から唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)や、オープン参加の渡部春雅(駒沢大学高等学校)がペースアップ。渡部は3周回終了時のスプリントポイントを先頭通過したのをきっかけに単独先行。4周目には集団に戻るものの、この動きで集団は6名まで絞られる。
残り3周、ホームストレートで渡部がアタック。後続との差を一気に30秒まで広げて独走体制を築く。追走の足並みが揃わないこともあり、渡部はそのままフィニッシュまで逃げ切って優勝。樫木祥子(株式会社オーエンス)は5位となり、4位の唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)にリーダージャージが移った。
結果 JFT 72km
1位 渡部春雅(駒沢大学高等学校) 2時間8分4秒
2位 大堀博美(MOPS) +20秒
3位 伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER) +32秒
中間スプリントポイント
3周回完了時 渡部春雅(駒沢大学高等学校)
6周回完了時 渡部春雅(駒沢大学高等学校)
Jフェミニンリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟