2023年Jプロツアー第8戦
JBCF群馬CSCロードレース 6月大会 DAY1
日付 2023年6月10日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコース(6km/周)
距離:120km(JPT)、48km(F)、78km(E1)、54km(E2)、42km(E3)、48km(M)
■Jプロツアー(JPT)
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第9戦は、4月に行われた東日本ロードクラシック以来、約1ヶ月半ぶりの群馬サイクルスポーツセンターでのレース。距離は、今年初の正周りで20周120kmとなる。
2週間後に全日本選手権を控えていることもあってか、少なめの58名でスタートしたレースは序盤から動きを見せる。
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数名の飛び出しをきっかけに4周目までに13名の先頭集団が形成され、後続との差を徐々に広げていく。
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メンバーは、ホセ・ビセンテ・トリビオ、安原大喜、小林海(以上マトリックスパワータグ)内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)、入部正太朗、横山航太、中井唯晶、石原悠希(以上シマノレーシング)、河野翔輝(チームブリヂストンサイクリング)、冨尾大地(CIEL BLEU KANOYA)、Aria Kiani(稲城FIETS クラスアクト)、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)、米谷隆志(Bellmare Racing Team)。
フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)らが追走集団を形成する場面もあったが、以降先頭集団に合流する動きは生まれず、レース中盤には2分20秒まで差が開く。
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終盤に入ると、先頭集団では金子の飛び出しをきっかけに小林、内田、横山、中井ら5名が先行。
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残り3周となる18周目、登り区間で金子がアタックして他の4名を振り切り、独走で19周目に入る。
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金子はそのままフィニッシュまで逃げ切って優勝。2022年のかすみがうらタイムトライアル以来となるJプロツアー2勝目、ロードレースでは初勝利を挙げた。
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結果 JPT 120km
1位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 2時間51分8秒
2位 中井唯晶(シマノレーシング) +35秒
3位 小林 海(マトリックスパワータグ) +35秒
4位 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム) +38秒
5位 横山航太(シマノレーシング) +2分10秒
6位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +2分10秒
中間スプリント賞
1回目 安原大貴(マトリックスパワータグ)
2回目 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)
敢闘賞 該当なし
Jプロツアーリーダー 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
U23リーダー 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
■Jフェミニンツアー(JFT)
8周48kmで行われた女子のJフェミニンツアーは10名が出走。
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東京パラリンピック金メダリストの杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)がペースを上げるなどして、レース中盤までに集団は6名に絞られる。
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最終周回残り2kmを切ったところで成海綾香(CIEL BLEU KANOYA)がバイクトラブルで遅れ、5名でのスプリント勝負を杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)が制して優勝。フェミニンリーダージャージは成海が奪回した。
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JFT 結果 48km
1位 杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)1時間27分51秒
2位 廣瀬博子(サイタマサイクルプロジェクト) +0秒
3位 高橋由佳(バルバレーシングクラブ エチゼン) +0秒
中間スプリント賞 杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)
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Jフェミニンツアーリーダー 成海綾香(CIEL BLEU KANOYA)
■Jエリートツアー(JET/E1)
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13周78kmで行われたE1クラスタは、アタックと吸収を繰り返しながらも大きな集団のまま周回を重ねる。
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残り2周となる12周目、タイサム・ジョン(MIVRO)が抜け出して単独先行。最終周回に入ると松本一成(Cyclers SNEL)が追走して合流。
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最後の登り区間で松本がタイサムを振り切り、フィニッシュまで逃げ切って優勝した。
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JET/E1 結果 78km
1位 松本一成(Cyclers SNEL) 1時間57分30秒
2位 タイサム・ジョン(MIVRO) +2秒
3位 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム) +6秒
4位 楠本颯太(松山学院高等学校 自転車競技部) +6秒
5位 高岡亮寛(Roppongi Express) +7秒
6位 三木颯一郎(松山学院高等学校 自転車競技部) +7秒
中間スプリント賞 生天目直樹(PHANTOM 湘南)
Jエリートツアーリーダー 南 和人(OUTDOORLIFE Racing)
U19リーダー 佐藤愛祈(ハヤサカサイクルレーシングチーム)
■Jマスターズツアー(JMT)
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8周48kmで行われたJマスターズツアーは、レース中盤に飛び出した佐久間毅(湾岸サイクリング・ユナイテッド)が独走。
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最終周回には追走が迫ったものの、フィニッシュまで逃げ切って優勝した。
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JMT 結果 48km
1位 佐久間毅(湾岸サイクリング・ユナイテッド)
2位 ヨノツ・サンドゥ(LT United Cycling Team)
3位 三船雅彦(masahikomifune.com CyclingTeam)
4位 中村将也(MiNERVA-asahi)
5位 山本 敦(SBC Vertex Racing Team)
6位 石塚将人(湾岸サイクリング・ユナイテッド)
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Jマスターズリーダー ヨノツ・サンドゥ(LT United Cycling Team)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟