Jプロツアー第10戦
第1回JBCF東広島サイクルロードレース
日付 2019年7月6日
開催地・コース 広島県東広島市 広島大学外周特設コース(5.5km/1周)
距離 93.5km(JPT)、38.5km(E1)、27.5km(E2)、22km(E3)
■Jプロツアー(JPT)
<初開催の東広島を宇都宮ブリッツェン岡篤志が制す>
P1クラスタは17周する93.5km。レースは1周目の登りで抜け出した6人の選手が逃げを決める。さらに、3周目になると後方の集団から飛び出した数人の選手が合流し、4周目には最終的に逃げは12人に。メイン集団の先頭をチームブリヂストンサイクリングが固めてコントロールを開始したことでレースは一旦落ち着きを見せた。
その後、レースは逃げ集団とチームブリヂストンサイクリングがコントロールするメイン集団という展開のまま周回を重ねていったが、10周を過ぎて後半戦に入るとメイン集団がペースアップしたことでタイム差が縮まっていく状況に。この状況を受けて逃げ集団にも動きがあり、新たに6人の逃げ集団が形成される展開になった。13周目になると6人の逃げ集団に後方のメイン集団が迫る状況になったが、それを嫌った小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)、吉岡直哉(Team UKYO)、西尾勇人(那須ブラーゼン)の3人が抜け出し、さらにそこから小野寺が単独で抜け出す展開になった。
しかし、単独で逃げ続ける小野寺に対し、後方のメイン集団もペースアップ。15周目に入ったところで小野寺を吸収してレースは振り出しに戻った。振り出しに戻った集団では登り区間を中心にアタックの応酬になったが、決定的な抜け出しは生まれずに、レースは最終周に。すると、登り区間の麓でタイミングを見計らってアタックを仕掛けた岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が単独で抜け出し、そのまま残り周回を逃げ切って優勝。第4戦東日本ロードクラシック群馬大会に続いて今シーズン2勝目を挙げた
結果 JPT 93.5km
1位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) 2時間21分42秒
2位 黒枝士揮(チームブリヂストンサイクリング) +11秒
3位 湊 諒(シマノレーシング) +13秒
4位 谷 順成(ヴィクトワール広島) +15秒
5位 橋本英也(チームブリヂストンサイクリング) +17秒
6位 ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +20秒
敢闘賞
小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
中間スプリントポイント
5周回完了時 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
10周回完了時 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)
15周回完了時 大町健斗(JCF強化指定選手チーム)
Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)
■Jエリートツアー(JET)
7周38.5kmで行われたE1クラスタは、毎周回の登り区間で人数を減らしながらも、終始集団のままでレースを進める。残り2周になると集団のペースも上がり始め、最終周回の登り区間でアタックの応酬が始まると6名が集団から抜け出す。最後はこの6名でのスプリントとなり、スプリント力に勝る金田聡士(AVENTURA AIKOH TOYO VICTORIA)が制した。中間スプリントポイントは3周回終了時、5周回終了時ともに3位に入った皿谷宏人(エキップ ティラン)が獲得。Jエリートツアーリーダーは2位による獲得ポイントで塚本隼(ZERO)が逆転した。
結果 E1クラスタ 38.5km
1位 金田聡士(AVENTURA AIKOH TOYO VICTORIA) 59分4秒
2位 塚本隼(ZERO) +0秒
3位 皿谷宏人(エキップ ティラン) +0秒
4位 海藤稜馬(パナソニックレーシング) +1秒
5位 西村基(VENTOS FRECCIA) +1秒
6位 梅澤幹太(エキップuレーシング) +2秒
中間スプリントポイント
3周回完了時 皿谷宏人(エキップ ティラン)
5周回完了時 皿谷宏人(エキップ ティラン)
Jエリートツアーリーダー 塚本隼(ZERO)