J PROTOUR J ELITETOUR J FEMININTOUR J TOUTHTOUR J MASTERSTOUR

NEWS

ニュース/レポート

「今治クリテリウム」レポート

2022.10.31
Facebook Twitter LINE

第1回 JBCF 今治クリテリウム
日 付 2022年10月29日
開催地 愛媛県今治市
コース みなと交流センターはーばりー周辺特設コース(1周1.4km)
距 離 44.8km(JPT)

 

■Jプロツアー(JPT)

2022年のJプロツアーは、愛媛県今治市でのクリテリウムで最終戦を迎えた。

徳永繁樹市長やしまなみ観光大使らを交えて記念撮影
徳永繁樹市長やしまなみ観光大使らを交えて記念撮影

四国で初めてのJプロツアー「今治クリテリウム」は、翌日(10月30日)に「サイクリングしまなみ」の開催を控えた今治市を舞台に、今治商工会議所設立120周年事業として開催された。レース前には、今治市の徳永繁樹市長らを先頭にクリテリウムコースを1周するパレードランが行われた。

今治市の今治市の徳永繁樹市長、しまなみ観光大使の道端カレンさんらを先頭にパレードラン
今治市の今治市の徳永繁樹市長、しまなみ観光大使の道端カレンさんらを先頭にパレードラン

今治港に面した公道に設定された1周1.4kmの周回コースは、500mほどの長いストレートがある一方で12箇所ものコーナーがあり、そのうち4ヶ所は減速と加速を強いられる低速コーナーとなる。コース後半は道幅が狭まる区間があり、集団は自然と引き伸ばされて人数が削られていくレイアウトだ。

2022年最終戦。今治港を横目にパレードラップ
2022年最終戦。今治港を横目にパレードラップ

レースは32周44.8km。パレードラップの1周を終えてリアルスタートが切られると、ペースが一気に上がる。一列棒状となった集団後方では序盤から中切れが発生し、徐々に車列が短くなっていく。

リアルスタート直後、入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)が集団のペースを上げていく
リアルスタート直後、入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)が集団のペースを上げていく

 

初開催のレースに多くの観客が集まリ、鈴なりに。
初開催のレースに多くの観客が集まリ、鈴なりに。

10周目、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が単独で飛び出し、10秒前後の差をつけて先行する。メイン集団は愛三工業レーシングチームがコントロールに入るも、中盤から終盤にかけて差はジリジリと広がっていく。

10周目、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が飛び出す
10周目、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が飛び出す

 

愛三工業レーシングチームが先行するフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)を追って集団を牽引
愛三工業レーシングチームが先行するフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)を追って集団を牽引

 

残り5周、弱虫ペダルサイクリングチームが集団をペースアップさせる
残り5周、弱虫ペダルサイクリングチームが集団をペースアップさせる

残り5周となる29周目、入部正太朗を先頭に弱虫ペダルサイクリングチームがメイン集団先頭に集まってペースアップを図る。これをきっかけに先行するマンセボとの差が一気に縮まり始める。

残り3周からは愛三工業レーシングチームが再び集団を牽引
残り3周からは愛三工業レーシングチームが再び集団を牽引

残り2周までに6秒差となったものの、その後最終周回でも差はゼロにならず。マンセボが逃げ切って今シーズン最後の勝者となった。

レースの2/3を独走で逃げ切ったフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が優勝
レースの2/3を独走で逃げ切ったフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が優勝

 

今治クリテリウム 表彰式
今治クリテリウム 表彰式

 

結果  JPT 44.8km

1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) 1時間7分29秒
2位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +2秒
3位 小森亮平(マトリックスパワータグ) +2秒
4位 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム) +2秒
5位 寺田吉騎(LEOMO Bellmare Racing Team) +2秒
6位 横山航太(シマノレーシング) +2秒

中間スプリント賞
1回目 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)
2回目、3回目、4回目、5回目 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)

 

■Jプロツアー 年間表彰式

今大会をもってJプロツアーの2022年シーズン全18戦が終了し、「サイクリングしまなみ」の会場ステージで、年間総合ポイントにより個人総合順位上位3名と、チーム総合順位上位3チームの表彰が行われた。

Jプロツアー年間表彰式 個人総合表彰 写真左から、2位・入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、優勝・小林海(マトリックスパワータグ)、3位・レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)
Jプロツアー年間表彰式 個人総合表彰 写真左から、2位・入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、優勝・小林海(マトリックスパワータグ)、3位・レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)
Jプロツアー年間表彰式 チーム総合 左から2位(弱虫ペダルサイクリングチーム)、優勝(マトリックスパワータグ)、3位(愛三工業レーシングチーム)。
Jプロツアー年間表彰式 チーム総合 左から2位(弱虫ペダルサイクリングチーム)、優勝(マトリックスパワータグ)、3位(愛三工業レーシングチーム)。

 

3年ぶりに観衆の前で、青空のもと行われた年間表彰式は、選手、チーム、関係者にとって最高のプレゼントとなった。

今治港での表彰式には多くの観客が集まった
今治港での表彰式には多くの観客が集まった

■個人総合順位
1位 小林 海(マトリックスパワータグ) 4543ポイント
2位 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム) 3405ポイント
3位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) 3118ポイント

■U23個人総合順位
1位 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 1619ポイント
2位 佐藤 光(稲城FIETS クラスアクト) 1232ポイント
3位 香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム) 1189ポイント

■チーム総合順位
1位 マトリックスパワータグ 11622ポイント
2位 弱虫ペダルサイクリングチーム 5746ポイント
3位 愛三工業レーシングチーム 5509ポイント

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

ニュース一覧

PARTNERS

パートナー

OFFICIAL PARTNER

CYCLE ACTIVE PROGRAM

JBCF ROAD SERIESとは JBCFについて 加盟・登録 お問い合わせ 大会を開催したい方へ 利用規約 プライバシーポリシー