第2回 JBCF 石川クリテリウム
日 付 2022年7月16日
開催地 福島県石川郡石川町 文教福祉複合施設モトガッコ周辺特設コース(1周:1.8km)
距 離 32.4km(JPT)、23.4km(E1)、18km(ジュニア)
■Jプロツアー(JPT)
松田祥位優勝、窪木一茂2位でTEAM BRIDGESTONE Cyclingワン・ツーフィニッシュ
1ヶ月ぶりの開催となるJプロツアーは、福島県南部での3連戦。初日は石川町の文教福祉複合施設「モトガッコ」前をスタート・フィニッシュとするコースでのクリテリウムだ。1周1.8kmの周回コースはアップダウンが無く平坦ではあるが、クランク状のコーナーの連続など8つの直角コーナーがあり、ハードな減速と加速を強いられる。
18周32.4kmのレースは、スタート直後からのアタック合戦もほどほどに、TEAM BRIDGESTONE Cyclingが主導権を握り、集団前方に集まってペースを上げて人数を絞っていく。ここまで連勝を続けてきたマトリックスパワータグもこれに加わるが、レース中盤以降は集団後方で遅れるメンバーが目立ちはじめ、プロリーダージャージを着る小林海も遅れてしまう。
レース終盤に入ってもTEAM BRIDGESTONE Cyclingは主導権を譲らず、先頭集団は20名ほどまでに絞られる。最終周回、最後の二つのコーナーを、松田祥位、窪木一茂の順でクリア。そのままの順番でフィニッシュし、TEAM BRIDGESTONE Cyclingがワン・ツーフィニッシュで今シーズン初勝利を挙げ、開幕戦から続いたマトリックスパワータグの連勝は7で止まった。
結果 JPT 32.4km
1位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 43分18秒
2位 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
3位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +0秒
4位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +0秒
5位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +0秒
6位 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +3秒
Jプロツアーリーダー 小林 海(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
■Jエリートツアー(JET)
E1クラスタのレースは13周23.4km。レース中盤から篠原輝利(AVENTURA VICTORIA RACING)、石橋利晃(湾岸サイクリング・ユナイテッド)、水野貴行(Infinity Style)、小橋勇利(YURIFitCyclingTEAM)の4名が、集団に10秒の差をつけて先行する。
最終周回に入ると小橋が単独先行して1位でフィニッシュするものの、レース前の車検を受けていなかったことから失格とされ、2位でフィニッシュした篠原が優勝となった。
結果 E1クラスタ 23.4km
1位 篠原輝利(AVENTURA VICTORIA RACING) 32分55秒
2位 石橋利晃(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +0秒
3位 水野貴行(Infinity Style) +5秒
4位 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム) +14秒
5位 雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +14秒
6位 小林 亮(soleil de lest) +14秒
Jエリートリーダー 小林 亮(soleil de lest)
■ジュニア
10周18kmで行われたジュニアのレースには、石川町が地元の学法石川高校など高校生がオープン参加し、24名が出走した。
レース後半までにおよそ半分まで絞られた集団から、残り2周で岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team)が単独で抜け出す。後続との差は最終周回まで縮まり切らず、岡崎が逃げ切りで優勝した。
ジュニア 結果 18km
1位 岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team) 26分0秒
2位 大森虹亮(BMレーシンク゛ZUNOW) +3秒
3位 川田翔太(AVENTURA VICTORIA RACING) +3秒
4位 佐藤愛祈(ハヤサカサイクルレーシングチーム) +4秒
5位 本田啓仁(LINKVISION GIRASOLE CYCLING) +5秒
6位 落合康生(東京都立八王子桑志高等学校自転車競技部) +5秒
※表彰対象はオープン参加を除く上位6名
U19リーダー 岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟