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東日本ロードクラシック修善寺大会DAY1 レポート

2022.06.20
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第56回 JBCF 東日本ロードクラシック修善寺大会 DAY1
日付 2022年6月18日
開催地・コース 静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター5kmサーキット(1周:6km)
距離:50km(JPT)、45km(F)、80km(E1)、50km(E2)、35km(E3)、40km(M)

■Jプロツアー(JPT)第6戦

小林海5勝目、マトリックスパワータグ開幕6連勝

4月の第5戦以来、およそ2ヶ月ぶりの再開となるJプロツアー第6戦は、日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットでの「東日本ロードクラシック修善寺大会」。5kmサーキットは東京五輪の会場となったことから、2020年、2021年と使用できなかったため、Jプロツアーの開催は2019年3月の開幕戦以来3年ぶりとなった。

直前にふり出した雨の中スタート
直前にふり出した雨の中スタート

今大会には、KINAN Racing Teamと、台湾のBryton Racing Teamが今シーズン初出場。Jプロツアーの全14チームが揃った。

DAY1は10周50kmの短距離レース。スタート直前からふり始めた雨にもかかわらず、1周目から8分を切るハイペースで進行していく。2周目に入ると、ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)、入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、中井唯晶、横山航太(以上シマノレーシング)の5名が先行する。後続集団との差は一時30秒前後まで開いたが、レース中盤にかけて10秒前後まで縮まる。

2周目に5名が先行
2周目に5名が先行

6周目、先行する5名から横山が遅れ、レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)が合流。さらに、レース終盤に向けてペースを上げた後続集団からの合流が相次ぎ、残り2周となる9周目までにリーダージャージを着る小林海(マトリックスパワータグ)を含む10名ほどの先頭集団が再構成される。

最終周回までに残った10名ほどの先頭集団
最終周回までに残った10名ほどの先頭集団

最終周回に入り、トマ・ルバ(KINAN Racing Team)のアタックをマークし続けていた小林海が、残り2km付近からの登りで加速。追うルバを振り切ると他に小林海を追える者はなく、フィニッシュまで独走して今シーズン6勝目を決めた。2位にキンテロが入り、マトリックスパワータグのワン・ツーフィニッシュ。併せて、マトリックスパワータグは開幕からの連勝を6に伸ばした。

小林海(マトリックスパワータグ)が5勝目をアピールしてフィニッシュ
小林海(マトリックスパワータグ)が5勝目をアピールしてフィニッシュ
表彰式
表彰式
ネクストリーダージャージの山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling、写真左)と、プロリーダージャージは小林海(マトリックスパワータグ)

結果  JPT 50km

1位 小林 海(マトリックスハ゜ワータク゛) 1時間20分57秒
2位 レオネル・キンテロ(マトリックスハ゜ワータク゛) +8秒
3位 トマ・ルバ(KINAN Racing Team) +9秒
4位 中井唯晶(シマノレーシング) +9秒
5位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)  +15秒
6位 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム) +33秒

Jプロツアーリーダー 小林 海(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

■Jフェミニンツアー(JFT)

女子のJフェミニンツアーのレースは、5kmサーキット9周45km。1周目からリーダージャージを着る植竹海貴(Y’s Road)と、唐見実世子、小林あか里(以上弱虫ペダルサイクリングチーム)の3名が先行。

F 3名が後続を引き離していく
F 3名が後続を引き離していく

植竹が落車するアクシデントがあったものの、3名は後続との差を大きく広げていく。残り3周で唐見が遅れ、植竹と小林の2名で最終周回に入る。

F 植竹海貴(Y’s Road)が優勝
F 植竹海貴(Y’s Road)が優勝

最後はフィニッシュへ続く登りで植竹が小林を振り切って勝負を決め、今シーズン4勝目を挙げた。

F 表彰式
F 表彰式
F フェミニンリーダージャージは植竹海貴(Y’s Road)
F フェミニンリーダージャージは植竹海貴(Y’s Road)

結果 JFT 45km

1位 植竹海貴(Y’s Road) 1時間27分29秒
2位 小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム) +6秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +5分48秒

Jフェミニンリーダー 植竹海貴(Y’s Road)

■Jエリートツアー(JET)

E1 前半は大きな集団で周回
E1 前半は大きな集団で周回

Jプロツアーより長い16周80kmで行われたJエリートツアーE1クラスタ。後半に向けて徐々に集団の人数が絞られていき、残り5周までに先頭集団に残ったのは10名。その中から、残り3周でサルマ寛大(津末レーシング)がアタックし、後続との差を広げていく。しかしその直後から降り始めた雨のためか、残り2周に入ったところでサルマは落車して遅れてしまう。

E1 最終周回は3名での勝負に
E1 最終周回は3名での勝負に

最終周回に入り、残ったのは寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)、山口凱生(SBC Vertex Racing Team)、比嘉祐貴(日本体育大学)の3名。勝負は最後のスプリントに持ち込まれ、寺崎が優勝した。

E1 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)が優勝
E1 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)が優勝
E1 表彰式
E1 表彰式
E1 エリートリーダージャージは小林亮(soleil de lest)
E1 エリートリーダージャージは小林亮(soleil de lest)

結果 E1クラスタ 80km

1位 寺崎武郎(ハ゛ルハ゛サイクルレーシンク゛チーム) 2時間15分53秒
2位 山口凱生(SBC Vertex Racing Team) +0秒
3位 比嘉祐貴(日本体育大学) +1秒
4位 物井 邑(夏草サイクリンク゛チーム) +22秒
5位 橋本友哉(TRYCLE.ing) +23秒
6位 福田晃司(日本体育大学) +1分9秒

スプリント賞 佐野千尋(イナーメ信濃山形-EFT)

Jエリートリーダー 小林亮(soleil de lest)
U19リーダー 藤本元貴(Promotion x Athletes CYCLING

■Jマスターズツアー(M)

マスターズのレースは8周40km。

M 下りカーブで長く伸びた集団
M 下りカーブで長く伸びた集団
M 終盤までに残った8名
M 終盤までに残った8名

残り3周となる6周目までに8名となった先頭集団から、中尾峻(Team SHIDO)、日向隼人(SBC Vertex Racing Club オープン参加)、山本裕紹(BONDS静岡サイクルRT オープン参加)の3名が先行する。最終周回残り2kmでアタックした山本が独走して先頭でフィニッシュ。続いて中尾がマスターズツアー優勝となった。(オープン参加は表彰対象外)

M 中尾峻(Team SHIDO)が優勝
M 中尾峻(Team SHIDO)が優勝
M 表彰式
M 表彰式
M マスターズリーダージャージは波片鉄平(CR3W)
M マスターズリーダージャージは波片鉄平(CR3W)

M 結果 40km

OP 山本裕紹(BONDS静岡サイクルRT ※オーフ゜ン) 1時間10分52秒
1位 中尾 峻(Team SHIDO) +26秒
OP 日向隼人(SBC Vertex Racing Club※オープン) +29秒
2位 波片鉄平(CR3W) +56秒
3位 山本 敦(SBC Vertex Racing Team) +57秒
4位 Sandu Ionut(TeamZenko) +1分12秒
5位 浜田健志(VC VELOCE) +1分38秒
6位 森榮晃彦(ハ゜ラティアムTOKYO Fusion Systems) +5分17秒

※表彰対象はオープン参加を除く上位6名

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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