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群馬CSCロードレース9月 Day1 大会レポート

2021.09.27
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Jプロツアー第15戦
JBCF群馬ロードレース9月 Day-1
日付: 2021年9月24日
開催地・コース: 群馬県みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周:6km 逆回り)
距離: 180km(JPT+E1)

■Jプロツアー(JPT)

前戦の新潟県南魚沼市での「経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」から中3日で開催となったJプロツアー第15戦「群馬CSCロードレース 9月 Day-1」。本来であれば9月25日、26日の2日間開催だったが、日程が重なっていたUCIステージレース「ツール・ド・北海道(UCI2.2)」の中止を受け、その代替になるようなレースとして9月24日から3日間の開催に変更された。

初日のDay-1は、全日本選手権の出場権を持つJエリートツアーのE1クラスタの選手も出場出来る交流戦として行われ、E1の選手13名が出走。さらに、今シーズンJプロツアーライセンスを取得していないチームの選手が出場できる「セレクションレース制度」の対象レースとされ、8名の選手が出走した。

今回のレースは群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットを逆回りで30周する180km。約半周のローリングの後リアルスタートすると、アタックと吸収を繰り返しながら1周8分30秒前後のハイペースで周回が進む。

群馬CSCのバックストレート側に設定されたスタートラインにラインナップした選手

スタート直後からハイペースのアタック合戦が続く

この日はなかなか逃げが容認されず、9周目になってようやく数名が先行するも、差は広がらずに集団が吸収。その後も数名が飛び出す場面があったものの、2周以内に吸収されていく。

レース後半に入った16周目、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチーム、TEAM BRIDGESTONE Cycling、シマノレーシングなど主要チーム複数名を含む17名の集団が先行する。TEAM BRIDGESTONE Cyclingがコントロールに入ったメイン集団との差は、最大で2分30秒程度まで開く。ほどなくしてシマノレーシングやCIEL BLEU KANOYA、LEOMO Bellmare Racing Teamなどもメイン集団のコントロールに加勢し、2分前後の差を維持してレース終盤へ入っていく。

残り7周となる24周目、先頭集団とメイン集団との差が一気に1分30秒まで縮まると、先頭集団の協調が崩れてアタックが頻発。27周目に入ると、小林海(マトリックスパワータグ)、大前翔(愛三工業レーシングチーム)、沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、湊諒(シマノレーシング)らが先頭集団から飛び出すものの、ペースの上がったメイン集団が全ての逃げを吸収する。

レース後半に形成された17名の先頭集団

集団コントロールに東京五輪代表の橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)も加わる

残り2周に入る直前、細川健太(TEAM YOU CAN)のアタックを今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が追走。細川を抜き去った勢いのまま、今村は単独で先行する。すると後方からフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が追走して今村に合流。今村とマンセボは牽制することなく残り2周を走り、後続との差を1分まで広げる。

今村の後ろにマンセボがぴたりとつけて残り1kmを通過。そのまま2人のスプリント勝負となり、今村がマンセボを抑えきってフィニッシュ。今季2勝目を挙げた。

最後まで均等に先頭交代していくフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)と今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が先頭のままフィニッシュラインを超える

表彰式 プレゼンターは群馬サイクルスポーツセンターの坂木様

結果  JPT(180km)

1位 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4時間32分05秒
2位 フランシスコ・マンセボ・ペレス(マトリックスパワータグ) +0秒
3位 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム) +1分2秒
4位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +1分13秒
5位 大町健斗(eNShare レーシングチーム) +1分14秒
6位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +1分14秒

中間スプリント賞
1回目 フランシスコ・マンセボ・ペレス(マトリックスパワータグ)
2回目 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
3回目 阿曽圭佑(セレクションチーム・オープン参加)
4回目 安原大貴(マトリックスパワータグ)

敢闘賞 該当者なし

Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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