第55回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2
日付:2021年4月25日
開催地・コース:群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター 6kmサーキットコース(1周:6km)
距離:96km(E1)、84km(E2)、72km(E3)、60km(F)、60km(Y)、36km(U15)
東日本ロードクラシック群馬大会Day-2は、Jエリートツアー(E1、E2、E3)、Jフェミニンツアー、弱虫ペダルpresents J Youth Tour、U15のレースが行われた。
晴れて暖かだった前日のDay-1から一転して朝から雲が多めの1日となり、午後には雨が落ちてきて急激に寒くなる中でのレースとなった。
■Jフェミニンツアー(JFT)
10周60kmのレースは、序盤から樫木祥子(株式会社オーエンス)がペースアップを図り、先頭集団は2周目までに8名に絞られる。その後も徐々に人数を減らしていき、5周目に入ると樫木と梶原悠未(JCF強化指定選抜チーム)の2名が先行。フェミニンリーダージャージを着る植竹海貴(Y’s Road)と渡部春雅(明治大学)が追走し、7周目に入ったところで植竹が樫木と梶原に合流する。
樫木と植竹がアタックを繰り返すが勝負を決められない一方、梶原が先頭交代をしないことからラップタイムは11分台まで落ちる。
最終周回には後方から単独で追走してきた岩元杏奈(日本体育大学)が追いつくものの、コース後半の登り区間で岩元は遅れ、勝負は植竹、梶原、樫木の3名に絞られる。最後はスプリント力に勝る梶原が競り勝って優勝を決めた。
結果 JFT 60km
1位 梶原悠未(JCF強化指定選抜チーム) 1時間44分44秒
2位 植竹海貴(Y’s Road) +0秒
3位 樫木祥子(株式会社オーエンス) +1秒
中間スプリント賞
1回目 植竹海貴(Y’s Road)
2回目 樫木祥子(株式会社オーエンス)
Jフェミニンツアーリーダー 植竹海貴(Y’s Road)
■Jエリートツアー(JET)
16周96km のレースは、序盤からハイペースで進行。レース中盤には渡辺耶斗(Team FITTE)と原田敬文(Pinazou Test Team)、レース終盤には神村泰輝(Promotion × Athiletes CYCLING)、佐藤信哉(VC福岡エリート)、川勝敦嗣(MiNERVA-asahi)の3名が先行するが、いずれも勝負を決める動きにはならない。
最後は集団スプリントに持ち込まれ、塩澤魁(ORCA CYCLING TEAM)が優勝した。
結果 E1クラスタ 96km
1位 塩澤 魁(ORCA CYCLING TEAM) 2時間29分15秒
2位 佐藤信哉(VC福岡エリート) +0秒
3位 松木健治(VC VELOCE) +0秒
4位 五十嵐洸太(Team BFY Racing) +0秒
5位 天春雄也(MAX SPEED 97) +0秒
6位 神村泰輝(Promotion × Athletes CYCLING) +0秒
中間スプリント賞
1回目 米谷隆志(たかだフレンドレーシング)
2回目 中川真也(TTG ミトロング-V)
Jエリートツアーリーダー 松木健治(VC VELOCE)
U19リーダー 川田翔太(ボンシャンスACA)
■弱虫ペダルPresents J Youth Tour(JYT)
2021年シーズンのJユースツアーは、U17を対象としたクラスタに改められ、さらに大人気の自転車漫画「弱虫ペダル」が協賛し、「弱虫ペダル presents J Youth Tour」として開催される。今回はその第1戦としての開催となった。
28名が出走した10周60kmのレースは、周回を重ねるごとに集団の人数が絞られていく展開。およそ半数まで絞られて残り2周に入ると、児玉誠虎(VC AVANZARE)や木綿崚介(ヴィファリスト)、風間大和(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)らがアタック。集団の人数をさらに絞るものの、勝負を決めるまでには至らない。最後は残った7名でのスプリント勝負となり、児玉が優勝した。
結果 Yクラスタ 60km
1位 児玉誠虎(VC AVANZARE) 1時間40分41秒
2位 木綿崚介(ヴィファリスト) +0秒
3位 田上太龍(T.S.J)※オープン参加 +0秒
4位 岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team) +1秒
5位 望月 蓮(Avenir Yamanashi Yamanakako) +1秒
6位 風間大和(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) +3秒
中間スプリント賞
1回目 木綿崚介(ヴィファリスト)
2回目 児玉誠虎(VC AVANZARE)
Jユースツアーリーダー 児玉誠虎(VC AVANZARE)
■U15
今年からJBCFの選手登録が15歳以上とされたことから、JBCFのレースに出られない14歳以下の選手を対象として今回初めて開催された。
6周36kmのレースに15名が出走。最終周回までに残った4名によるスプリント勝負となり、秋元碧(ブラウ・ブリッツェン)が優勝した。
結果 U15 36km
1位 秋元 碧(ブラウ・ブリッツェン) 1時間4分4秒
2位 田島綾人(埼玉ユース自転車競技部) +0秒
3位 都丸藍音(COWGUMMA) +0秒
4位 本井大裕(ブラウ・ブリッツェン) +0秒
5位 新藤大翔(埼玉ユース自転車競技部) +1分4秒
6位 安川尚吾(ORCA CYCLING SCHOOL) +2分24秒
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟