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大会レポート「第58回西日本ロードクラシック/第5回播磨中央公園ロードレースDAY1」

2024.04.30
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2024年Jプロツアー第7戦

第58回JBCF西日本ロードクラシックDAY1

日付 2024年4月27日

開催地・コース 兵庫県加東市 兵庫県立播磨中央公園サイクリングコース(1周7.2km)

距離:50.4km(JPT)、115.2km(E1)、72km(E2)、36km(E3)、57.6km(M)

 

■Jプロツアー(JPT)

Jプロツアー第7戦となる「西日本ロードクラシック」は、前週に開催された「東日本ロードクラシック」に続き今年最初の2週連続開催となった。

会場は兵庫県立播磨中央公園のサイクリングコース。前半はカーブが連続して細かなアップダウンが繰り返され、後半は長い下りと高低差約100mを一気に登るレイアウト。

特にコース前半はスピードの変化も多く集団分裂を誘発することが予想されるため、リスクを避けるには出来るだけ集団前方に位置取りしたいコースだ。

選手の機材トラブルによりおよそ1周のパレード走行となった

DAY1のレースは7周50.4kmの短距離レース。

パレード走行中に機材トラブルの選手が出たことから、およそ1周のパレードののちリアルスタート。他のカテゴリーが1周10分台から11分台で周回するところ、Jプロツアーは9分台のハイペースで幕をあける。シマノレーシングチーム、マトリックスパワータグ、TEAM BRIDGESTONE Cycling、宇都宮ブリッツェンなどが集団前方でペースを上げ、人数を絞っていく。

リアルスタート直後からペースが上がり、集団が長く伸びる

レースが大きく動いたのは残り2周となる6周目。兒島直樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、小林海(マトリックスパワータグ)、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)の3名が先行。後続のメイン集団はシマノレーシングが中心となって追走するも、差は30秒近くまで開く。最終周回に入り、20秒まで縮まったものの、先行する3名は捕まえきれない。

残り2周、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)、小林海(マトリックスパワータグ)、兒島直樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)の3名が先行
シマノレーシングチームが集団を率いて追走

先頭集団は残り1kmからの登り区間に入ると、金子がペースを上げる。兒島と小林も遅れずに続き、残り500mへ。

最後は兒島と小林のスプリント勝負となり、兒島が僅差で先着。2021年以来となるJプロツアー優勝を決めた。

シマノレーシングチームが集団を率いて追走

結果  JPT 50.4km

1位 兒島直樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 1時間13分14秒

2位 小林 海(マトリックスパワータグ) +0秒

3位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +8秒

4位 アレクサンドロ・アグロティス(マトリックスパワータグ) +8秒

5位 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +9秒

6位 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +9秒

中間スプリント賞 橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

敢闘賞 該当者なし

 

Jプロツアーリーダー 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)

U23リーダー 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)

表彰式

中間スプリント賞は橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)プレゼンターは、北播磨県民局加東土木事務所 公園・下水道課長の土肥正克様(写真右)と、加東市副市長の小林勝成様
ネクストリーダージャージは寺田吉騎(シマノレーシングチーム)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

■Jエリートツアー(JET/E1)

JエリートツアーのE1カテゴリーは、DAY1最長となる16周112kmで行われた。

序盤からアタックが繰り返されるものの、長く続く先行には繋がらない。後半に入ると10名ほどの先頭集団が形成され、後続に30秒ほどの差をつける。その後先頭集団は人数を減らしていくものの、後続集団との差は徐々に広げながら周回していく。

E1 レース中盤、10名ほどの先頭集団が形成される

12周目、先頭集団から3名が先行。その中から、14周目に安富友裕(名岐ベンド)が単独先行し、後続に20秒前後の差をつける。

E1 最終周回残り3km、先行する安富友裕(名岐ベンド)を寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)と高岡亮寛(Roppongi Express)が捉える

最終周回に入ると寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)と高岡亮寛(Roppongi Express)が猛追し、残り3km付近で安富に追いつく。勝負は3名でのスプリントに持ち込まれ、寺崎が高岡を下して優勝した。

E1 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)が優勝

 

結果 E1 115.2km

1位 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム) 2時間53分21秒

2位 高岡亮寛(Roppongi Express) +7秒

3位 安富友裕(名岐ベンド) +25秒

4位 中司大輔(Team Kermis Cross) +44秒

5位 布田直也(MiNERVA-asahi) +45秒

6位 生天目直樹(Phantom湘南) +47秒

中間スプリント賞

1回目 川勝敦嗣 MiNERVA-asahi)

2回目 中司大輔(Team Kermis Cross)

 

Jエリートツアーリーダー 武井 裕(TRYCLE.ing)

U19リーダー 安川尚吾(栄徳高等学校)

E1 表彰式 プレゼンターは北播磨県民局加東土木事務所 公園・下水道課長の土肥正克様(写真左)と、産業振興部商工観光課長の杉本亜弥子様

E1 中間スプリント賞 プレゼンターは 北播磨県民局加東土木事務所 公園・下水道課長の土肥正克様

E1 U19リーダーは安川尚吾(栄徳高等学校)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

■Jマスターズツアー(JMT)

マスターズカテゴリーのレースは8周56km。3周目に6名の先頭集団が形成され、4周目には後続との差が1分以上まで広がる。

M 前半に早くも6名が先行

5周目には6名が分裂する場面もあったものの、最終周回までに再びまとまり、勝負はスプリントへ。

最後は松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)が制し、今シーズン3勝目を挙げてマスターズリーダーとなった。

M 松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)がマスターズカテゴリー3勝目をマーク

 

JMT 結果 57.6km

1位 松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT) 1時間35分3秒

2位 中野拓也(mkw) +1秒

3位 岡口広樹(チームGINRIN熊本) +2秒

4位 中村将也(MiNERVA-asahi) +14秒

5位 吉岡誠一(soleil de lest) +16秒

6位 深谷侑司(MiNERVA-asahi) +27秒

 

Jマスターズツアーリーダー 松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)

M 表彰式

M マスターズリーダーは松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

 

 

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