2024年Jプロツアー第5戦
第58回JBCF東日本ロードクラシック DAY1
日付 2024年4月20日
開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット(1周6km)
距離:150km(JPT)、66km(E2/E3)、72km(Y1)、42km(Y2)、48km(M)
■Jプロツアー(JPT)
Jプロツアー第5戦「東日本ロードクラシックDAY1」は、今年最初のレイティング「ゴールド」に指定されるレース。順位に応じた獲得ポイント配点が高くなるだけでなく、群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットを25周150kmという長距離のレースで行われる。
オープン参加を含む21チーム133名でスタートしたレースは、アタックと吸収を繰り返したのち、6周目までに8名の先頭集団が形成される。メンバーは、冨尾大地(シマノレーシング)、今村駿介、山本哲央(以上、TEAM BRIDGESTONE Cycling)、ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、岡本隼、草場啓吾(以上、愛三工業レーシングチーム)、阿見寺俊哉(弱虫ペダルサイクリングチーム)、山口瑛志(レバンテフジ静岡)。
後続のメイン集団は宇都宮ブリッツェンがペースをコントロールするものの差は徐々に開き、レース中盤の12周目までに1分以上まで開く。
先頭集団は阿見寺が遅れて7名となったあと、16周目には冨尾と山本が相次いで遅れて5名が残る。しかしメイン集団との差は1分前後のまま推移して縮まらない。18周目に1分16秒まで差が開くと、シマノレーシングがメイン集団を牽引してペースアップ。19周目に入るとTEAM BRIDGESTONE Cyclingも加わって先頭集団との差を一気に縮めていく。
21周目、メイン集団が先頭集団を吸収。その直後、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)と渡辺一気(京都産業大学)の2名が先行する。當原隼人(愛三工業レーシングチーム)、河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)の2名が追走するが捕まらず、メイン集団もペースが上がらず再び差が開いていく。
残り2周となる24周目、登り区間で金子のアタックに渡辺が遅れ、金子は単独先行して最終周回へ入る。メイン集団は差を縮めるものの、金子は最終周回を逃げ切ってフィニッシュ。Jプロツアー通算4勝目を挙げた。
結果 JPT 25周150km
1位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 3時間37分54秒
2位 アレクサンドロス・アグロティス(マトリックスパワータグ) +33秒
3位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
4位 レオネル・キンテロ(VICTOIRE 広島)
5位 谷 順成(宇都宮ブリッツェン) +34秒
6位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +35秒
中間スプリント賞
1回目 該当者なし
2回目 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ9
敢闘賞 該当者なし
Jプロツアーリーダー 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
U23リーダー 寺田吉騎(シマノレーシング)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
■弱虫ペダルPresentsJユースツアー(Y1、Y2)
12周72kmで行われたY1カテゴリーは、序盤から関口煌大(COWGUNMA)が積極的に飛び出してペースを上げ、集団の人数が絞られていく展開。最終周回の登りでも関口がアタックし、工藤健太(ブラウ・ブリッツェン)との勝負へ。僅差のスプリント勝負を工藤が制した。
7周42kmで行われたY2カテゴリーのレースは、Y2リーダージャージを着る福地大和(OUTDOORLIFE Racing)が2周目から独走。2位以下との差を大きく広げてフィニッシュまで逃げ切り優勝した。
Y1 結果 65km
1位 工藤健太(ブラウ・ブリッツェン) 1時間58分32秒
2位 関口煌大(COWGUNMA) +0秒
3位 日野篤人(Team 1匹狼) +12秒
4位 川野 鷹(保土ヶ谷高校自転車競技部) +34秒
5位 滝口敬司(保土ヶ谷高校自転車競技部) +2分36秒
6位 高橋祐樹(LINKVISION GIRASOLRE CYCLING) +8分41秒
中間スプリント賞 滝口敬司(保土ヶ谷高校自転車競技部)
Jユースツアーリーダー 大谷正太(OUTDOORLIFE Racing)
Y2 結果 42km
1位 福地大和(OUTDOORLIFE Racing) 1時間13分31秒
2位 柬理日楠詩(Team FITTE) +42秒
3位 山口虎太郎(COWGUMMA) +5分10秒
4位 根本煌生(AVENTURA VICTORIA RACING) +5分13秒
5位 安藤誠一郎(LEVANTE HOPE) +5分27秒
6位 渡邊稜己(LEVANTE HOPE) +6分27秒
Y2リーダー 福地大和(OUTDOORLIFE Racing)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
■Jマスターズツアー(JMT)
8周52kmで行われたJマスターズツアーのレースは、アタックと吸収が繰り返される中集団が割れ、10名弱の集団が先行。終盤に入ると松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)、大東泰弘(mkw)、深谷侑司(MiNERVA-asahi)の3名が先行し、最終周回に抜け出した松井が優勝した。
JMT 結果 52km
1位 松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT) 1時間17分25秒
2位 大東泰弘(mkw) +9秒
3位 深谷侑司(MiNERVA-asahi) +16秒
4位 遠藤 優(Roppongi Express) +1分17秒
5位 中里聡史(Gufo Cycle Works) +1分17秒
6位 中村将也(MiNERVA-asahi) +1分17秒
Jマスターズツアーリーダー 遠藤 優(Roppongi Express)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟