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大会レポート「第3回かすみがうらタイムトライアル」

2023.10.23
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2023年Jプロツアー第16戦

第3回JBCFかすみがうらタイムトライアル

日付 2023年10月20日

開催地・コース 茨城県かすみがうら市 坂・田伏 特設コース(1周3.7km)

距離:3.7km(JPT)、3.7km(F)、3.7km(E1)、3.7km(E2)、3.7km(E3)、3.7km(Y1)、3.7km(M)

風はほとんど無く、穏やかな秋の青空が広がった霞ヶ浦

■Jプロツアー(JPT)

Jプロツアー唯一の個人タイムトライアル大会となる「JBCFかすみがうらタイムトライアル」は、今年3回目の開催。

関東最大の湖・霞ヶ浦の湖畔に設定された1周3.7kmのコースは、前半は4か所のコーナーが連続し、後半はゆるやかなカーブを含む湖畔のストレートが1km以上続くフラットコース。

過去の大会では出走順により風の影響の有無が勝敗を分けたこともあったが、今回はおだやかな秋晴れの下、終始ほぼ無風に近い状態でのタイムアタックとなった。

出走54名のうち、スタート順前半の20名が終えた時点での上位5名が5分を切るハイレベルな争いの中、一昨年の第1回大会覇者の松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が29番目にスタート。

4分40秒908をマークして暫定トップに立つ。

松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)4分40秒971

 

その後伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)が4分43秒台、山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が4分44秒台で続くものの、松田の記録を上回るタイムは出ない。

伊藤 恭(群馬グリフィンレーシングチーム)4分43秒279

スタート順終盤に入り、前年覇者の金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が4分36秒台を出して暫定トップに立つと、これを上回るタイムは出ず、金子の大会連覇が決まった。

大会連覇を決めた金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)4分36秒063

 

結果  JPT 3.7km(個人タイムトライアル)

1位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 4分36秒063

2位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4分40秒971

3位 伊藤 恭(群馬グリフィンレーシングチーム) 4分43秒279

4位 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4分44秒576

5位 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム) 4分47秒757

6位 伊澤将也(CIEL BLEU KANOYA) 4分48秒230

 

Jプロツアーリーダー 中井唯晶(シマノレーシング)

U23リーダー 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

表彰式
表彰式 プレゼンターはかすみがうら市産業経済部長の松延孝之様と、JBCF理事の浅田顕
かすみがうら市公式キャラクターの「かすみがうにゃ」を囲むプロリーダージャージの中井唯晶(シマノレーシング、写真右)と、
ネクストリーダージャージの岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

女子のJフェミニンツアーは9名が出走。

5分50秒台のタイムが並ぶ中、ただ1人5分36秒をマークした武田和佳奈(LINKVISION GIRASOLE CYCLING)が優勝した。

F 優勝 武田和佳奈(LINKVISION GIRASOLE CYCLING)5分37秒432
F 2位 成海綾香(CIEL BLEU KANOYA)5分52秒722

F 3位 廣瀬博子(サイタマサイクルプロジェクト)5分53秒812

結果 JFT 3.7km(個人タイムトライアル)

1位 武田和佳奈(LINKVISION GIRASOLE CYCLING) 5分37秒432

2位 成海綾香(CIEL BLEU KANOYA) 5分52秒722

3位 廣瀬博子(サイタマサイクルプロジェクト) 5分53秒812

 

Jフェミニンリーダー 大堀博美(MOPS)

F 表彰式 プレゼンターはかすみがうら市副市長の飯塚一政様とJBCF理事の浅田顕

 

■Jエリートツアー(JET)

JエリートツアーのE1カテゴリーは53名が出走。

秋晴れの下、スタート

スタート順終盤、山里一心(チームロヂャース)が、それまでのトップタイムを10秒以上縮める4分50秒台を出す。

その後大倉啓悟(MiNERVA-asahi)が5分を切るタイムを出すがトップタイム更新はならず、山里の優勝が決まった。

E1 優勝 山里一心(チームロヂャース)4分50秒403
E1 2位 大倉啓悟(MiNERVA-asahi)4分59秒436
E1 3位 大森虹亮(BMレーシングZUNOW)5分03秒746

結果 E1 3.7km(個人タイムトライアル)

1位 山里一心(チームロヂャース) 4分50秒403

2位 大倉啓悟(MiNERVA-asahi) 4分59秒436

3位 大森虹亮(BMレーシングZUNOW) 5分03秒746

4位 菅田有記(Promotion x Athletes CYCLING) 5分05秒654

5位 島口絢伍(mkw) 5分05秒822

6位 市村直生(湾岸サイクリング・ユナイテッド) 5分06秒141

 

Jエリートツアーリーダー 高岡亮寛(Roppongi Express)

U19リーダー 島崎将男(北海道帯広商業高等学校)

E1 表彰式
E1 エリートリーダージャージは高岡亮寛(Roppongi Express)プレゼンターはJBCF理事の浅田顕

■マスターズ(JMT)

今シーズン最終戦となったJマスターズツアーは、サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)が5分01秒368をマークして優勝。

2位と4ポイント差という僅差でJマスターズツアー年間総合優勝を確定させた。

29 M 優勝 サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)5分01秒368

M 2位 中村将也(MiNERVA-asahi)5分07秒082

M 3位 小笠原豊(Promotion x Athletes CYCLING)5分12秒289

 

JMT 結果 3.7km(個人タイムトライアル)

1位 サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team) 5分01秒368

2位 中村将也(MiNERVA-asahi) 5分07秒082

3位 小笠原豊(Promotion x Athletes CYCLING) 5分12秒289

4位 増田輝之(FAST LANE Racing) 5分16秒005

5位 山本 敦(SBC Vertex Racing Team) 5分17秒650

6位 堀井 卓(MiNERVA-asahi) 5分22秒651

 

Jマスターズリーダー サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)

M 表彰式
M Jマスターズツアー総合優勝はサンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)

 

■弱虫ペダルPresents Jユースツアー(Y1)

U17が対象となるJユースツアーのY1カテゴリーは6名が出走。

唯一5分20秒を切るタイムを出した住田悠人(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が優勝した。

Y1 優勝住田悠人(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)5分13秒939

Y1 2位 平山雷斗(中部大学第一高等学校)5分21秒708

Y1 3位 本井大裕(ブラウ・ブリッツェン)5分25秒056

Y1 結果 3.7km(個人タイムトライアル)

1位 住田悠人(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) 5分13秒939

2位 平山雷斗(中部大学第一高等学校) 5分21秒708

3位 本井大裕(ブラウ・ブリッツェン) 5分25秒056

 

Y1リーダー 平山雷斗(中部大学第一高等学校)

Y1 表彰式
Y1 Y1リーダーは平山雷斗(中部大学第一高等学校)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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