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大会レポート「群馬CSCロード9月大会DAY1」

2023.09.25
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2023年Jプロツアー第14戦

JBCF群馬CSCロードレース9月大会 DAY1

日付 2023年9月23日

開催地・コース 群馬県利根郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター(1周6km)

距離:120km(JPT)、48km(F)、66km(E1)、54km(E2)、42km(E3)、48km(M)

晴れていても木々に覆われて薄暗い場所もある群馬サイクルスポーツセンター

■Jプロツアー(JPT)

Jプロツアー第14戦は、今シーズン3度目の群馬サイクルスポーツセンターでの開催となる「群馬CSCロードレース9月大会」。今回は6kmサーキット正周りで20周120kmのレースが行われた。

スタート

前戦の経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップで優勝したマトリックスパワータグは、残念ながら欠場。

74名でスタートしたレースは2周目に動いた。

河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)の飛び出しをきっかけに3名が先行。

2周目、織田聖(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム、オープン参加)ら3名が先行

その後、後方集団からの合流が相次ぎ、4周目までに13名の先頭集団が形成される。その後2名が遅れて11名となるものの、後続集団との差を広げていく。

メンバーは、中井唯晶、風間翔眞、寺田吉騎(以上シマノレーシング)、河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、大河内将泰(CIEL BLEU KANOYA)、孫崎大樹(KINAN Racing Team)、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)、米谷隆志(Bellmare Racing Team)、横矢峻(アヴニールサイクリング山梨)、門田祐輔、織田聖(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム、オープン参加)。

4周目までに11名となった先頭集団

 

後続のメイン集団との差は、8周目には2分10秒まで広がるものの、各チームが協力して1分50秒前後まで縮める。

終盤にかけて先頭集団とメイン集団との差はさらに縮まることもなく、広がることもなく進行していたが、15周目に入ると3分近くまで一気に拡大。

終盤にはシマノレーシングがメイン集団を牽引  

その後も差は拡大傾向となり、先頭集団の逃げ切りが濃厚となる。

残り4周となる17周目、先頭集団から門田がアタック。それを追って、プロリーダージャージを着る中井と金子の2名が残り2周に入ったところで合流する。

最終周回に入ると、門田が再びアタックして中井と金子を引き離す。

しかし残り2kmから始まる心臓破りの登りで追いつく。

残り2周、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)、門田祐輔(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム、オープン参加)、中井唯晶(シマノレーシング)の3名に

 

勝負は3名でのスプリントに持ち込まれ、中井が先頭でフィニッシュ。

2019年の那須塩原クリテリウム以来4年ぶりとなるJプロツアー2勝目を挙げた。

残り50m、スプリントの先頭は中井唯晶(シマノレーシング)

 

中井唯晶(シマノレーシング)が4年ぶり Jプロツアー優勝

結果  JPT 120km

1位 中井唯晶(シマノレーシング) 2時間53分21秒

2位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +0秒

OPN 門田祐輔(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム、オープン参加) +1秒

3位 河野翔輝(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1分4秒

4位 孫崎大樹(KINAN Racing Team)  +1分4秒

5位 大河内将泰(CIEL BLEU KANOYA) +1分4秒

OPN 織田 聖(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム、オープン参加) +1分5秒

6位 風間翔眞(シマノレーシング)  +2分12秒

※表彰対象はオープン参加を除く上位3名

敢闘賞 該当なし

中間スプリント賞 1回目・2回目 寺田吉騎(シマノレーシング)

 

Jプロツアーリーダー 中井唯晶(シマノレーシング)

U23リーダー 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

 

中間スプリント賞は寺田吉騎(シマノレーシング)が2回とも獲得

表彰式 プレゼンターは群馬サイクルスポーツセンターの坂木様

プロリーダージャージは中井唯晶(シマノレーシング)

ネクストリーダージャージは岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が奪回

 

■Jフェミニンツアー(JFT)

女子のJフェミニンツアーのレースは8周48km。

F 前戦からフェミニンリーダーとなった大堀博美(MOPS)

レース中盤までに、フェミニンリーダージャージを着る大堀博美(MOPS)を含む4名が残る。

F 大堀博美(MOPS)が登りでペースを作る

終盤に入ると大関奏音(MOPS)がアタックを繰り返すが人数を絞れないまま最終周回へ。

F 終盤にアタックを繰り返した大関奏音(MOPS)

勝負は4名でのスプリントに持ち込まれ、仲村陽子(フィッツ)が優勝した。

F スプリント勝負を制したのは仲村陽子(フィッツ)

 

結果 JFT 48km

1位 仲村陽子(フィッツ) 1時間28分25秒

2位 武田和佳奈(LINKVISION GIRASOLE CYCLING)  +0秒

3位 大堀博美(MOPS) +0秒

Jフェミニンツアーリーダー 大堀博美(MOPS)

F 表彰式

 

F フェミニンリーダージャージは大堀博美(MOPS)

 

■Jエリートツアー(JET/E1)

JエリートツアーE1カテゴリーのレースは11周66km 。

E1 エリートリーダージャージの高岡亮寛(Roppongi Express)と、チームランキング首位の MiNERVA-asahiを先頭にラインナップ

 

序盤から6名の集団が先行するも、エリートリーダージャージを着る高岡亮寛(Roppongi Express)が主導してメイン集団をペースアップさせ、レース中盤に吸収。

E1 エリートリーダージャージの高岡亮寛(Roppongi Express)がメイン集団のペースを上げる
E1 最終周回、 逃げ切り狙いのアタック

終盤には逃げ切りを狙う飛び出しが発生するが、全てを吸収してのスプリント勝負となり、中島渉(MiNERVA-asahi)が優勝した。

E1 集団でのスプリント勝負へ

E1 中島渉(MiNERVA-asahi)が優勝

結果 JET/E1 66km

1位 中島 渉(MiNERVA-asahi) 1時間38分48秒

2位 北川魁之介(Bellmare Elite Team) +0秒

3位 山口凱生(SBC Vertex Racing Team) +0秒

4位 小林 亮(soleil de lest) +0秒

5位 鉄山智弘(MiNERVA-asahi) +0秒

6位 辻洸之介(千葉県立銚子商業高等学校) +0秒

 

Jエリートツアーリーダー 高岡亮寛(Roppongi Express)

U19リーダー 島崎将男(北海道帯広南商業高等学校)

 

■マスターズ(JMT)

Jマスターズツアーのレースは8周48km。

M スタート

レース中盤に4名が先行し、後続との差を広げながら周回を重ねていく。

M レース中盤からは4名が先行

最後は4名でのスプリント勝負となり、マスターズリーダージャージを着るサンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)が優勝した。

M マスターズリーダーのサンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)が優勝

結果 JMT 48km

1位 サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team) 1時間18分41秒

2位 中村将也(MiNERVA-asahi) +0秒

3位 堀井 卓(MiNERVA-asahi) +2秒

4位 吉田勝彦(サイタマサイクルプロジェクト) +2分24秒

5位 永山義人(Gufo Cycle Works) +5分12秒

6位 石川久洋(COW GUMMA) +5分21秒

 

Jマスターズリーダー サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)

 

 

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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