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幕張新都心クリテリウム

2019.11.03
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Jエリートツアー第48戦/Jフェミニンツアー第31戦
第4回JBCF幕張新都心クリテリウム
日付 2019年11月2日
開催地・コース 千葉県千葉市 幕張メッセ前特設コース(810m/1周)

距離 36.45km(JPT/エキシビジョン)、28.35km(F)、36.45km(E1)、28.35km(E2)、24.3km(E3)

■Jエリートツアー(JET)

比護任が最終戦優勝でJエリートツアー総合優勝を決める

全48戦で行われた2019年のJエリートツアーは、個人総合首位の比護任(イナーメ信濃山形-EFT)と、2位の塚本隼(ZERO)とのポイント差がたったの15点差で最終戦の幕張新都心クリテリウムを迎えた。

日本最大のスポーツバイクイベント「サイクルモード」が開催される幕張メッセに隣接する公道でのクリテリウム。1周810mのコースは、4つの直角コーナーとストレートで構成されるシンプルな長方形。アップダウンはないものの、コース幅の変化や、路面にスピード抑制のためのバンプが備わる場所があり、集団は長く引き伸ばされた状態でレースが進行する。

このレースの結果で年間総合優勝が決まるという緊張感の中、45周のレースがスタート。序盤からハイスピードな展開の中、エリートリーダージャージを着る比護や、地元チームの湾岸サイクリングユナイテッドが集団前方で積極的に動く。一時は比護自ら飛び出すシーンもあったが、塚本らが追走して逃げを容認しない。

レース中盤、アクシデントによりレースが中断。残り23周から再開された後もアタックで飛び出す動きが繰り返されるが、いずれも決定打とならないままスプリント 勝負へ。最終コーナーを先頭でクリアした比護が、追いすがる雑賀大輔(湾岸サイクリングユナイテッド)や塚本らを退け、自らの優勝で年間総合優勝を決めた。

結果 E1クラスタ 36.45km

1位 比護 任(イナーメ信濃山形-EFT) 54分52秒
2位 雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +0秒
3位 塚本 隼(ZERO) +0秒
4位 酒井 凛(サイクルフリーダーム・レーシング) +0秒
5位 古田 潤(群馬グリフィンエリート) +0秒
6位 奥澤優也(AutoBahnGotemba) +0秒

Jエリートツアーリーダー 比護 任(イナーメ信濃山形-EFT)

■Jフェミニンツアー(JFT)

植竹海貴が3人のスプリント 勝負を制して今季4勝目

女子のJフェミニンツアーは、全31戦の最終戦として開催。35周28.35kmのレースは、スタート直後から植竹海貴(Y’s Road)が単独先行し、後続に10秒前後の差をつけて逃げ続ける。レース中盤、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)と望月美和子(フィッツ)が追走して植竹に追いつき、3人の先頭集団を形成。後続との差を広げながら周回を重ねていく。最後は3人でのスプリント勝負となり、植竹が唐見らを下して優勝した。

結果 Fクラスタ 28.35km

1位 植竹海貴(Y’s Road) 48分17秒
2位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0秒
3位 望月美和子(フィッツ)  +0秒

Jフェミニンリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

▪️Jプロツアー

エキシビジョンレースもオールイス・アルベルトが優勝

エキシビジョンとして行われたJプロツアーのレースは45周36.45km。スタート直後からマトリックスパワータグとチームブリヂストンサイクリングがペースを上げていく中、レース中盤までに7名が先行する。オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)ら、今季のJプロツアーを牽引した2人を含む強力な先頭集団は、後続集団との差を10秒から20秒まで広げて周回。終盤に入ると、今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)と黒枝咲哉(シマノレーシング)の2人が追走に出るも、7名の先頭集団には追いつけない。最後は7名でのスプリント 勝負となり、オールイスがフィニッシュライン数m手前でガッツポーズを繰り出す余裕を見せて優勝。来季スペインのチームに移籍するJプロツアーチャンピオンが、日本で最後の優勝をファンに贈った。

JPT結果(36.45km)

1位 オールイス・アルベルト(マトリックスパワータグ) 46分55秒
2位 沢田桂太郎(チームブリヂストンサイクリング) +0秒
3位 孫崎大樹(チームブリヂストンサイクリング) +0秒
4位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +0秒
5位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +0秒
6位 横塚浩平(チーム右京) +0秒

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