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第7回 JBCF おおいたいこいの道クリテリウム レポート

2020.10.04
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Jプロツアー第12戦
第7回JBCFおおいた いこいの道クリテリウム

日付 2020年10月3日
開催地・コース 大分県大分市 大分いこいの道周辺特設コース(1周:1km)
距離:45km(JPT)、25km(F)、35km(E1)、30km(E2)、30km(E3)

■Jプロツアー(JPT)
<沢田桂太郎が集団スプリント勝負を制してJプロツアー初優勝>

スプリント勝負を制した沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

2017年以来3年ぶりとなる大分市でのJプロツアー2連戦。本来であればUCI(国際自転車競技連合)公認の国際レースとして開催される予定だったが、世界的な新型コロナウィルス 感染拡大の影響を受け、今年はJプロツアーとして開催されることになった。

初日はJR大分駅前でのクリテリウム 。「おおいた いこいの道」周辺に設定された1周1kmの公道コースは、折り返し1箇所を含む5つのコーナーと、ホームストレートに続く緩い右カーブで構成される。アップダウンのない平坦コースは、これまで高速レースが展開されてきた。

今年は数少ない公道コースで行われた「おおいた いこいの道クリテリウム 」

Jプロツアーのレースは45周45km。スタート直後から、マトリックスパワータグが集団先頭に集まりコントロールを開始し、5周目に阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)と大前翔(愛三工業レーシングチーム)の2人を見送る。その後は先行する2人との差を10秒前後に維持して周回。集団先頭を固めたマトリックスパワータグに続く位置は、大分市が地元の黒枝士揮を擁するTEAM BRIDGESTONE Cyclingと、士揮の弟・黒枝咲哉を擁するシマノレーシングがポジション争いをする。

レース序盤から逃げた大前翔(愛三工業レーシングチーム)と阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)

レース終盤に入ると、先行する2人を吸収するタイミングを計るマトリックスパワータグに対し、スプリンターで勝負したいチームが集団前方に上がり始める。それでもマトリックスパワータグが主導して残り4周で2人を吸収する。最終周回に入るとチームブリヂストンサイクリングが主導権を奪うように集団先頭を取って加速。そしてスプリント勝負に持ち込まれた。

メイン集団はマトリックスパワータグが序盤から集団コントロール

残り200mを過ぎ、プロリーダージャージを着るレオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ )の後ろから沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling)がまくりにかかり、沢田の後ろから中島康晴(KINAN Cycling Team)も並びかける。フィニッシュライン上のハンドルの投げ合い直後にガッツポーズを繰り出したのは沢田。自身Jプロツアー初勝利と共に、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに今季1勝目をもたらした。

結果  JPT 45km

1位 沢田桂太郎(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 1時間1分22秒
2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ ) +0秒
3位 中島康晴(KINAN Cycling Team) +0秒
4位 大前 翔(愛三工業レーシングチーム) +0秒
5位 横塚浩平(TeamUKYO) +2秒
6位 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +3秒

敢闘賞 大前 翔(愛三工業レーシングチーム)

Jプロツアーリーダー レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ )
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 

 

■Jフェミニンツアー(JPT)

女子のJフェミニンツアーは25周25kmのレース。2周目、フェミニンリーダー ジャージを着る唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)がアタックし、後続との差を広げていく。1周につき約7秒速いペースで周回していく唐見は、残り4周までに2位以下を全員周回遅れにしてフィニッシュし、力の差を見せつけた。

F 2位以下を全員周回遅れにしてフィニッシュする唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

結果 JFT 25km

1位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム ) 39分32秒

(完走1名)

Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 

■Jエリートツアー(JET)

35周35kmで行われたE1クラスタのレースは、スタート直後からアタックと吸収が繰り返される神経質な展開がレース終盤まで続いていく。大町健斗(Team Eurasia-iRC TIRE)や、エリートリーダー ジャージの東優仁(VC福岡(エリート))らが積極的に動くが決定打にはならず。勝負は集団スプリントに持ち込まれ、東が優勝。九州を本拠地とするVC福岡にとって嬉しい1勝を挙げた。

E1 集団スプリントを制した東優仁(VC福岡(エリート))が優勝

結果 E1クラスタ 35km

1位 東 優仁(VC福岡(エリート)) 49分8秒
2位 雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +0秒
3位 本多晴飛(ALL OUT reric) +0秒
4位 大町健斗(Team Eurasia-iRC TIRE) +0秒
5位 小林 亮(ALL OUT reric) +0秒
6位 箒本康平(ALL OUT reric) +0秒

Jエリートツアーリーダー 東 優仁(VC福岡(エリート))

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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