Jプロツアー第15戦
第4回JBCFまえばし赤城山ヒルクライム
日付 2022年9月25日
開催地・コース 群馬県前橋市 前橋合同庁舎エリア〜赤城山総合観光案内所 特設コース(全長21.5km 標高差1313m、平均勾配6.4%、最大勾配9.4%)
距離 21.5km(JPT)、21.5km(F)、21.5km(E1)、21.5km(E2)、21.5km(E3)
■Jプロツアー(JPT)
群馬県内での3連戦最後は、「まえばし赤城山ヒルクライム」。一般参加のヒルクライムイベントが2019年以来3年ぶりの開催されるのにあわせ、Jプロツアーにも3年ぶりに復活した。
コースは、赤城山の麓にある群馬県前橋市内をスタートし、標高1400mオーバーのフィニッシュ地点まで駆け上がる全長21.5km。高低差1313m、最大勾配9.4%を誇る国内有数のヒルクライムコースだ。
パレード走行ののちリアルスタートが切られると、茂越龍哉(備後しまなみeNShare)がファーストアタック。小山貴大(群馬グリフィンレーシングチーム)が合流し、2名が先行する。ほどなくして2名が吸収されると、入れ替わるように松下直暉(稲城FIETS クラスアクト)が単独で先行する。しかしコース半ばを前に吸収されると、CIEL BLEU KANOYAを先頭にひとつの集団のまま赤城山を登っていく。
コース後半に入り、標高700mを超えたあたりで、池田隆人(LEOMO Bellmare Racing Team)がペースアップ。この動きにより集団の人数は一気に20名ほどまで絞られる。その後は金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)、尾形尚彦(シマノレーシング)らがペースを上げ、さらに集団の人数が絞られていく。
残り4kmの時点で残ったのは、池田、金子、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)、湊諒、風間翔眞(以上シマノレーシング)、加藤辰之介(イナーメ信濃山形)、木村純気(CIEL BLEU KANOYA)の7名。残り3km付近に差し掛かると、マンセボがアタック。金子、湊、風間が追うものの、差はみるみる広がっていく。マンセボはそのままフィニッシュまで逃げ切り、今シーズン初勝利を挙げた。
結果 JPT 21.5km
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) 57分47秒
2位 湊 諒(シマノレーシング) +13秒
3位 加藤辰之介(イナーメ信濃山形) +15秒
4位 池田隆人(LEOMO Bellmare Racing Team) +17秒
5位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +19秒
6位 風間翔眞(シマノレーシング) +31秒
Jプロツアーリーダー 小林 海(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 佐藤光(稲城FIETS クラスアクト)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
■Jフェミニンツアー(JFT)
Jエリートツアーと同時スタートした女子のJフェミニンツアーは、渡邊瑛里(松輪塾)が優勝。2位の唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)に1分37秒もの大差をつけた。
結果 JFT 21.5km
1位:渡邊瑛里(松輪塾):1時間12分57秒
2位:唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム):+1分37秒
3位:小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム):+3分7秒
Jフェミニンリーダー 植竹海貴(Y’s Road)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
■Jエリートツアー(JET)
Jエリートツアーは全クラスタが同時スタート。そのうちE1クラスタは石井雄悟(VC VELOCE)が優勝した。
結果 E1クラスタ 21.5km
1位 石井雄悟(VC VELOCE) 59分36秒
2位 川勝敦嗣(MiNERVA-asahi) +18秒
3位 宇賀持凌(サイタマサイクルプロジェクト) +19秒
4位 布田直也(MiNERVA-asahi) +27秒
5位 中井雄策(TRC PANAMAREDS) +1分3秒
6位 酒井 昭(サイクルフリーダム・レーシング) +1分10秒
Jエリートツアーリーダー 小林亮(soleil de lest)
U19リーダー 岡崎一輝(Yamanakako Cycling Team)
ヒルクライムリーダー 栗山和之(soleil de lest)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟