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大会レポート「第1回 JBC F袋井・掛川ロードレース DAY-1」

2023.03.26
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日 付 2023年3月25日
開催地 静岡県袋井市 小笠山総合運動公園エコパ 特設コース(1周6km)
距 離:60km(JPT)、132km(E1)、78km(E2)、60km(M)

■Jプロツアー(JPT)第3戦

鹿児島での開幕戦から1ヶ月のインターバルを挟んで迎えた第3戦は、初開催の袋井・掛川ロードレース。2019年ラグビーワールドカップの会場にもなった静岡県袋井市にある「小笠山総合運動公園エコパ」の敷地内に、1周6kmの周回コースを設定してのロードレースが行われた。

静岡スタジアムエコパを背にスタート

コースレイアウトは、アップダウンは控えめなものの、ヘアピンコーナーや連続する直角コーナーなど加速と減速が繰り返される。加えてコース幅の狭い区間が多いため、集団前方に位置取ることが勝利への必須条件となる。

道幅の狭いコースのため、ローリング中から各チームが集団前方に上がる

Jプロツアーのレースは10周60kmの短距離レース。スタート直後からシマノレーシングが集団前方で動きを見せ、他チームもそれに追従してペースが上がっていく。序盤は同日に行われた他のクラスタよりも1周あたり1分以上速いペースで周回を重ね、集団後方では早くも遅れる選手が目立ちはじめる。

レース中盤頃からは今村駿介や窪木一茂らTEAM BRIDGESTONE Cyclingの動きが目立ちはじめる。集団の人数はさらに絞られ、終盤にかけて分断が進んでいく。

残り2周、小林海(マトリックスパワータグ)がペースアップ

残り2周、昨年覇者の小林海(マトリックスパワータグ)が集団を牽引してペースアップ。20名ほどまで絞られた集団で最終周回に入ると、TEAM BRIDGESTONE Cyclingが集団前方に集まってコントロールを始めて残り2kmへ。

最終周回、TEAM BRIDGESTONE Cyclingが集団前方を固める

最後は今村と窪木の2名が抜け出してフィニッシュに現れ、今村を先頭にTEAM BRIDGESTONE Cyclingがワン・ツーフィニッシュを決めた。

今村駿介に窪木一茂が続き、TEAM BRIDGESTONE Cyclingが1-2フィニッシュ
表彰式 プレゼンターは静岡県スポーツ・文化観光部 スポーツ局 スポーツ政策課の秋定正法様
U23リーダーは津田悠義(キナンレーシングチーム)

 

結果  JPT 60km

1位 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 1時間28分59秒
2位 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
3位 中井唯晶(シマノレーシング) +0秒
4位 石原悠希(シマノレーシング) +1秒
5位 津田悠義(KINAN Racing Team) +2秒
6位 香山飛龍(シマノレーシング) +2秒

敢闘賞 該当なし

Jプロツアーリーダー 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
U23リーダー 津田悠義(KINAN Racing Team)

 

■Jエリートツアー(JET)

E1クラスタのレースは、この日のレースで最長距離となる22周132kmで行われた。

E1 桜並木道を行くメイン集団

序盤に4名の先頭集団が形成される。メンバーは、中里仁(Rapha Cycling Club)、初川弘浩(ORCA CYCLING TEAM)、安富友裕(名岐ベンド)、寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)。

E1 序盤に形成された4名の先頭集団

石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)ら3名が追走集団を形成するものの、1分以上開いた差は縮まらず、レース中盤までにメイン集団が吸収する。

E1 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)ら3名が追走集団を形成するものの、先頭集団には追いつけず

先頭集団は16周目に寺崎が遅れて3名となるが、2分30秒以上後方のメイン集団との差は縮まらず。17周目には初川がパンクで遅れる一方、中里がアタックして単独先行を始める。パンクから復帰した初川が中里に20秒差まで迫ったが追いつけず、中里が残り2周を逃げ切って優勝し、レースは出走92名、完走18名のサバイバルとなった。

E1 中里仁(Rapha Cycling Club)が優勝
E1 表彰式 プレゼンターは静岡県スポーツ・文化観光部 スポーツ局 スポーツ政策課の秋定正法様
E1 エリートリーダーは南和人(OUTDOORLIFE Racing)が維持

 

結果 E1クラスタ 132km

1位 中里 仁(Rapha Cycling Club) 3時間26分11秒
2位 初川弘浩(ORCA CYCLING TEAM) +2分54秒
3位 安富友裕(名岐ベンド) +3分16秒
4位 石田眞大(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) +3分27秒
5位 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム) +3分27秒
6位 山田和弘(名岐ベンド) +3分46秒

中間スプリント賞
1回目 中里 仁(Rapha Cycling Club)
2回目 安富友裕(名岐ベンド)

Jエリートツアーリーダー 南 和人(OUTDOORLIFE Racing)

 

■マスターズ(JMT)

M リーダージャージの山本敦(SBC Vertex Racing Team)を先頭に桜並木道を行く集団

10周60kmで行われたマスターズのレースは、人数が絞られた集団から7周目に堀井卓(MiNERVA-asahi)がアタックして単独先行。後続との差を広げながら残り3周を独走で逃げ切り、優勝した。

M 堀井卓(MiNERVA-asahi)が7周目にアタック
M 堀井卓(MiNERVA-asahi)が単独逃げ切りで優勝

結果 JMT 60km

1位 堀井 卓(MiNERVA-asahi) 1時間37分57秒
2位 Ionut SANDU(TeamZenko) +41秒
3位 山本 敦(SBC Vertex Racing Team) +42秒
4位 中村将也(MiNERVA-asahi) +42秒
5位 石塚将人(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +42秒
6位 日向隼人(SBC Vertex Racing Team) +43秒

Jマスターズリーダー 山本 敦(SBC Vertex Racing Team)

 

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

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