Jプロツアー第2戦
第56回JBCF西日本ロードクラシック広島大会 Day-1
日付 2022年4月16日
開催地・コース 広島県三原市 広島県中央森林公園サイクリングコース(1周:12.3km)
距離:61.5km(JPT)、73.8km(F)、123km(E1)、73.8km(E2)、61.5km(E3)
■Jプロツアー(JPT)
<小林海が終盤独走で開幕2連勝>
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Jプロツアー第2戦は、広島県中央森林公園を舞台とする「西日本ロードクラシック広島大会」。初日のDAY1は5周61.5kmの短距離レースで行われた。
広島空港の拡張工事によりスタート直後からコース幅が狭められた区間が続くため、スタートは全てのクラスタでローリングスタートとされた。
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リアルスタートが切られるとアタック合戦が始まり、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が集団先頭でペースアップ。2周目には16分30秒台という超ハイペースを記録する。この動きで、プロリーダージャージの小林海(マトリックスパワータグ)を含む10名ほどが先行。さらに後続から合流して14名の先頭集団が形成される。
メイン集団は愛三工業レーシングチームがコントロールするものの、先頭集団との差は開き続け、3周目終了時点で2分近くまで開く。
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残り2周となる4周目、先頭集団が登り区間に差し掛かったところで小林とレオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)の2名が先行。「中切れ」が起きるようにするすると開いた差を誰も埋められず、2名は差を広げていく。その後小林はキンテロを置き去りにして独走。そのままフィニッシュまで逃げ切り、2連勝を決めた。2位にキンテロが入り、マトリックスパワータグがワン・ツー・フィニッシュを達成。前年のチャンピオンチームが開幕戦に続き再び他を圧倒して見せた。
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結果 JPT(61.5km)
1位 小林 海(マトリックスパワータグ) 1時間27分45秒
2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ) +41秒
3位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +42秒
4位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +43秒
5位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) +43秒
6位 大町健斗(備後しなまみeNShare) +44秒
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Jプロツアーリーダー 小林海(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
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文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
■Jフェミニンツアー(JFT)
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6周73.8kmで行われた女子のJフェミニンツアーのレースには24名が出走。序盤は牧瀬翼(WINGS PLUS)らがペースをつくり、全日本チャンピオンジャージの植竹海貴(Y’s Road)が時折ペースアップして集団の人数を絞っていく。レース中盤までにおよそ半数まで絞られた集団から、2020年大会で優勝している垣田真穂(松山学院高等学校自転車競技部)がアタック。植竹が追従して2名が先行し、後続との差は一気に1分以上まで開いた。
残り2周、展望所への登りで植竹がアタックするも、その後の下りで垣田が追いつく。植竹は最終周回に再び同じ登りでアタック。垣田は大きく遅れるものの、残り1kmを前に植竹に追いつき、スプリント勝負へ。
先に仕掛けたのは植竹を、垣田がフィニッシュライン上僅差で差し切って下し、2年ぶり2勝目を挙げた。
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結果 JFT 73.8km
1位 垣田真穂(松山学院高等学校自転車競技部 ) 2時間7分2秒
2位 植竹海貴(Y’s Road) +0秒
3位 牧瀬 翼(WINGS PLUS) +2分59秒
中間スプリント賞 植竹海貴(Y’s Road)
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Jフェミニンツアーリーダー 植竹海貴(Y’s Road)
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文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
■Jエリートツアー(JET)
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E1クラスタのレースは史上最長となる11周135.3kmで行われる予定だったが、時差スタートのE3クラスタの落車により1周減の10周123kmに変更された。それでも同日に行われたJプロツアーの倍の距離のレースとなる。
レース中盤までは目立った動きはなく、周回を重ねるごとに集団の人数が絞られていく展開。終盤に入り、前田凌輔(ORCA CYCLING TEAM)が集団前方で積極的に動き、8周目からは単独で先行する。前田は後続との差を1分近くまで広げて逃げ切り勝ち。さらに初川弘浩が2位となり、ORCA CYCLING TEAMがワン・ツーフィニッシュを達成した。
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結果 E1クラスタ 123km
1位 前田凌輔(ORCA CYCLING TEAM)
2位 初川弘浩(ORCA CYCLING TEAM)
3位 寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム)
4位 水本賢太(Team Kermis Cross)
5位 深澤陽介(soleil de lest)
6位 森口寛己(JIN CYCLING TEAM)
中間スプリント賞 石井雄悟(VC VELOCE)
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Jエリートツアーリーダー 小林亮(soleil de lest)
U19リーダー 藤本元貴(Promotion x Athletes CYCLING)
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文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟