2026年Jプロツアー第10戦
JBCF第1回大田原ロードレース
日付 2026年9月5日
開催地・コース 栃木県大田原市湯津上 公道特設コース(1周8.4km/左回り)
距離:117.6km(JPT)、92.4km(E1)、58.8km(E2/E3)、58.8km(Y)
■Jプロツアー(JPT)
7月始めに開催された第9戦大町温泉郷ロードレース以来2ヶ月ぶりの再開となったJプロツアー。第10戦は初開催の大田原ロードレースとなる。当初は別の場所での開催が予定されていたが中止となり、急遽大田原市での開催に変更して行われた。

コースは栃木県北部の大田原市湯津上(ゆづかみ)地区にある大田原市湯津上支所前をスタート/フィニッシュ地点とする1周8.4km。斜度の厳しい登りは無いものの、丘陵地帯のうねるようなアップダウンが繰り返され、コース幅が狭く直角コーナーや鋭角コーナーが連続する区間もあって選手の消耗を誘うレイアウトだ。
14周117.6kmのレースは、2周目に6名の先頭集団が形成される。メンバーは、増田成幸(Astemo宇都宮ブリッツェン)、島崎将男(群馬マンモスレーシング)、レオネル・キンテロ(ヴィクトワール広島)、林原聖真(シマノレーシング)、佐藤大志(TeamCyclersSNEL)、阿部嵩之(ヴェロリアン松山)。

後続集団との差はレース中盤にかけて1分50秒まで拡大。その後は1分30秒前後で推移しながら周回を重ねる。終盤に入ると差が一気に縮まり始め、9周目に1分10秒差、11周目には30秒差まで縮まり、直線区間で先頭集団と後続集団がお互いの姿を確認できるほどの距離になる。

先頭集団ではキンテロが抜け出しを図るも決まらず、12周目に入ると林原が飛び出して単独先行する。林原は後続に30秒前後の差をつけて逃げ続けたが、遅れた先頭集団のメンバーを吸収した後続集団が最終周回に入った直後に林原を捕まえる。

残り半周、風間翔眞(シマノレーシング)、ルークバーンズ(ヴィクトワール広島)、増田成幸(Astemo宇都宮ブリッツェン)ら3名が先行したが決定打とはならず、30名弱の集団でのスプリント勝負へ。

最後はプロリーダージャージを着る岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が先頭でフィニッシュし、宇都宮清原クリテリムに続き地元大会での優勝を飾った。


岡とランキング首位を争う孫崎大樹(ヴィクトワール広島)はこのレース3位となり、2人の差は128ポイントまで開いた。とは言え、最終戦の南魚沼ロードレースはJプロツアーの中で最もポイント配分の高い「経済産業大臣旗ロードレース」として開催されるため、ランキング3位の草場啓吾(KINAN Racing Team)、同4位の馬場慶三郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)まで逆転の可能性はある。2026年Jプロツアーチャンピオンは誰に輝くか?
結果 JPT 117.6km
1位:岡 篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン):2時間46分08秒
2位:エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島):+0秒
3位:孫崎 大樹(ヴィクトワール広島):+0秒
4位:大河内 将泰(CIEL BLEU KANOYA):+0秒
5位:沢田 時(Astemo宇都宮ブリッツェン):+1秒
6位:山田 拓海(シマノレーシング):+1秒
敢闘賞 該当なし
Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 島崎将男(群馬マンモスレーシング)


■Jエリートツアー(JET)
11周92.4kmで行われたJエリートツアーE1カテゴリーのレースは、序盤から数名の先頭集団が何度か形成されたがいずれも長続きせず後続集団が吸収していく展開が終盤まで続く。

9周目、大塚翔太(COWGUMMA)が単独先行し、井上柾未(BMレーシングZUNOW)ら6名が追走。

最終周回に大塚に合流し、7名でのスプリント勝負を井上が制し、E1カテゴリー初優勝を挙げた。


結果 E1 92.4km
1位 井上 柾未(BMレーシングZUNOW) 2時間14分59秒
2位 船戸 瑛太(ボンシャンスACA) +1秒
3位 吉岡 拓哉(イナーメ信濃山形-EFT) +2秒
4位 高橋 祐樹(保土ケ谷高等学校東京) +4秒
5位 小林 毅瑠(MiNERVA-asahi東京) +5秒
6位 布田 直也(MiNERVA-asahi) +6秒
Jエリートツアーリーダー 安原 大貴(MiNERVA-asahi)
U23リーダー 松木 海斗(明星大学自転車競技部)
U19リーダー 古本 一樹(LT United Cycling Team)

■弱虫ペダルPresentsJユースツアー(Y1)
7周58.8kmで行われたJユースツアーは、U15カテゴリーとU17カテゴリーをあわせた26名が出走。序盤から地元チームのブラウ・ブリッツェンのメンバーが飛び出すなどしてペースを上げていくも、集団は大きく崩れることなく周回が進む。


最終周回にはユースリーダージャージを着る越知映成(イナーメ信濃山形-EFT)が自らアタックするも決定打とならず、最後は集団でのスプリント勝負を神戸雅渡(保土ケ谷高等学校)が制して優勝した。

Y 結果 58.8km
1位 神戸 雅渡(保土ケ谷高等学校) 1時間36分32秒
2位 富樫 悠太郎(アヴニールサイクリング山梨ディベロップメント) +0秒
3位 平山 開登(BUCYO COFFEE) +1秒
4位 小野 聡太(PARK CYCLING TEAM) +1秒
5位 関 愛絆(Team 一匹狼) +1秒
6位 角田 直央(GROW UP racing) +1秒
U17リーダー 越知映成(イナーメ信濃山形-EFT)
U15リーダー 富永和彦(#1-PRIMERA-)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟























