2026年JBCFトラックシリーズ第1戦
JBCF第57回東日本トラック
日付 2026年7月11日・12日
開催地・コース 長野県松本市 スカイロードサイクリングスタジアム松本(周長333.33m)
種目(7月11日)
スクラッチ(男子10km)、インディヴィデュアル・パーシュート(男子マスターズ・50歳以上2km、男子マスターズ3km、女子3km、男子ジュニア3km、女子4km、男子エリート4km)、スプリント(男女)
種目(7月12日)
ケイリン(男子)、オムニアム(男子)、500mタイムトライアル(男女マスターズ)、1kmタイムトライアル(男女)、チーム・パーシュート(男子)、チームスプリント(男女)、ポイントレース(男子30km)

JBCFトラックシリーズ第1戦となる東日本トラックが、長野県松本市の スカイロードサイクリングスタジアム松本(美鈴湖自転車競技場)で2日間にわたり開催され、男女あわせて16種目が行われた。
■男子スクラッチ
30周10kmで行われたスクラッチには7名が出走。レース中盤、単独先行していた井狩聖貴(BMレーシングZUNOW)を、後続集団が残り10周を切るところで吸収すると、伊藤大地(Equipe Tohoku)、北澤竜太郎(MISUZUKO TEST TEAM)、清水優人(S’fida Prego Racing)ら3名が先行。清水が遅れ、最後は伊藤と北澤の勝負を伊藤が制して優勝した。




男子 結果(10km/30周)
1位 伊藤 大地(Equipe Tohoku)
2位 北澤 竜太郎(MISUZUKO TEST TEAM)
3位 清水 優人(S’fida Prego Racing)

■インディヴィデュアルパーシュート(IP)
男子4kmは、大室佑(群馬マンモスレーシング)が、4分34秒535のトップタイムをマークして優勝。同チームの三宅太生が約0.6秒差の2位となった。

JBCFとして初めて行われた女子4kmは、 田中麗奈(IGNTZONE Racing Team)が5分29秒013を記録。また、パラリンピック金メダリストの杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling)も出場し、5分30秒22を記録した。

男子マスターズの50歳以上2kmは新井秀人(CWASPアタリマエダ)、男子マスターズ3kmは谷本將洋(ARAKAWA Pista stile)、女子3kmは市村愛(ARAKAWA Pista stile)、男子ジュニア3kmは谷平拓哉(保土ヶ谷高等学校)が、それぞれトップタイムとなった。




男子マスターズ(50歳以上)2km 結果
1位 新井 秀人(CWASPアタリマエダ) 2分24秒258
男子マスターズ3km 結果
1位 谷本 將洋(ARAKAWA Pista stile) 4分30秒635
女子3km 結果
1位 市村 愛(ARAKAWA Pista stile) 4分19秒808
男子ジュニア3km 結果
1位 谷平拓哉(保土ヶ谷高等学校) 3分41秒480
女子4km 結果
1位 田中麗奈(IGNTZONE Racing Team) 5分29秒013※
2位 杉浦佳子(TEAM EMMA Cycling) 5分30秒222
※表彰式欠席により空位のため、記録のみ。
男子4km 結果
1位 大室 佑(群馬マンモスレーシング) 4分34秒535
2位 三宅 太生(群馬マンモスレーシング) 4分35秒165
3位 伊藤 大地(Equipe Tohoku) 4分42秒289





■スプリント
男子は予選の200mフライングタイムトライアルで10秒台を出した上位3名が1/2決勝に進出。決勝は予選1位の鎌田響(mkw)と、予選3位の齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW)の対戦となり、鎌田が2連勝で優勝を決めた。予選2位の鈴木快都(保土ケ谷高等学校)は3位決定戦にまわり、2連勝で島奨乃(Team ZERO UNO FRONTIER)を下した。

2名の出場となった女子は、予選で吉崎夢叶と石中葵(共に富山県自転車競技連盟)が実業団記録を上回るタイムをマーク。決勝では石中が2連勝で吉崎を下し、優勝を決めた。

男子スプリント 結果(タイムは予選時)
1位 鎌田 響(mkw) 10秒635
2位 齊藤 宏樹(BMレーシングZUNOW) 10秒970
3位 鈴木 快都(保土ケ谷高等学校) 10秒827
女子スプリント 結果(タイムは予選時)
1位 石中 葵(富山県自転車競技連盟) 11秒971(実業団新)
2位 吉崎 夢叶(富山県自転車競技連盟) 11秒925(実業団新)


■500mタイムトライアル、1kmタイムトライアル
マスターズの500mタイムトライアルは、女子は市村愛(ARAKAWA Pista stile)、男子は古本清文(Capricornis cramerpro)がトップタイムをマークした。


1kmタイムトライアルは、女子は石中葵(富山県自転車競技連盟)が実業団新記録となる1分14秒663を出して優勝。男子は三宅太生(群馬マンモスレーシング)が唯一の1分5秒台を出して優勝。2位に大室佑、3位に島崎将男が続き、上位3名を群馬マンモスレーシングが占める結果となった。


500mタイムトライアル 女子マスターズ 結果
1位 市村 愛(ARAKAWA Pista stile)43秒044
500mタイムトライアル 男子マスターズ 結果
1位 古本 清文(Capricornis cramerpro)36秒488
1kmタイムトライアル 女子 結果
1位 石中 葵(富山自転車競技連盟)1分14秒663(実業団新記録)
1kmタイムトライアル 男子 結果
1位 三宅 太生(群馬マンモスレーシング)1分5秒483
2位 大室 佑(群馬マンモスレーシング)1分7秒966
3位 島崎 将男(群馬マンモスレーシング)1分8秒022




■男子チーム・パーシュート
4チームが出走した男子チーム・パーシュートは、群馬マンモスレーシングが他を圧倒。後半に入るとすぐ1名が外れて3名での走行となったものの、2位以下に40秒近い大差をつける4分14秒622で優勝を決めた。

男子チームパーシュート 結果
1位 群馬マンモスレーシング(三宅、宮川、島崎、大室) 4分14秒622
2位 TEAM EMMA Cycling(蠣崎、橘田、八幡、向井) 4分42秒250
3位 Team Logisty Jack(大村、小峰、柳沢、山崎) 4分45秒122
4位 新潟食糧農業大学自転車競技部(泉、河野、嶺井、雨車) 4分49秒438

■チーム・スプリント
女子チーム・スプリントは、富山県自転車競技連盟1チームの出走となり、48秒080を記録。男子は4チームが出走し、MISUZUKO TEST TEAMが1分5秒965のトップタイムで優勝した。


男子チーム・スプリント 結果(333.33m×3)
1位 MISUZUKO TEST TEAM(北澤、横林、武井) 1分5秒965
2位 BMレーシングZUNOW(アリアス、井狩、齊藤) 1分7秒358
3位 AutoBahnGotemba(長尾、菅野、大竹) 1分8秒161
4位 ARAKAWA Pista stile A(斉藤、五十嵐、谷本) 1分13秒123
女子チーム・スプリント 結果(333.33×2)
1位 富山県自転車競技連盟(石中、吉崎) 48秒080


■男子ポイントレース
14km(42周)に短縮して行われた男子ポイントレースは、序盤から宮川結斗(群馬マンモスレーシング)と井狩聖貴(BMレーシングZUNOW)が競り合った。毎回確実にポイントを加算する宮川に対し、後半ポイントを取れない井狩は徐々に引き離される。井狩は終盤にポイントを加算して追うものの、ポイントが倍となるフィニッシュで宮川が1位となって逃げ切り、優勝を決めた。


男子ポイントレース 結果(14km)
1位 宮川 結斗(群馬マンモスレーシング) 34p
2位 井狩 聖貴(BMレーシングZUNOW) 22p
3位 河野 然(新潟食糧農業大学 自転車競技部) 17p

■男子ケイリン
2組の予選を勝ち上がった6名で行われた男子ケイリン決勝は、最終周回直前から先行した横林海斗(MISUZUKO TEST TEAM)を鎌田響(mkw)が追走してまくり切り、スプリントに続き今大会2勝目を挙げた。


男子ケイリン 結果
1位 鎌田 響(mkw) 11秒638
2位 横林 海斗(MISUZUKO TEST TEAM)
3位 上松 豪宏(湘南愛輪会)

■男子オムニアム
4種目の合計ポイントで争うオムニアムは10名が出走。外気温の上昇が見込まれたため、スクラッチ、テンポ・レース、ポイント・レースの3種目で距離を2/3程に短縮して行われた。
スクラッチは菅野佑介(AutoBahnGotemba)、テンポ・レースは橘田和樹(TEAM EMMA Cycling)、エリミネイションは及川弘恭(ブラーゼンサイクリング倶楽部)がそれぞれ1位となる。




3種目を終えた時点で及川114p、橘田110p、菅野、山本元喜(KINAN Racing Team)、泉遥樹(新潟食糧農業大学自転車競技部)ら3名が100pで並んだ。
最終種目のポイント・レースでは、スタート直後から上位勢がマークし合う中、2位の橘田がポイントを重ねて首位に浮上。菅野もポイントを加算して及川に迫った。レース中盤、及川が単独先行して1位通過を連取し、さらにラップに成功して計35ポイントを加算。橘田を再逆転して優勝を決めた。


男子オムニアム 結果
1位 及川弘恭(ブラーゼンサイクリング倶楽部) 154p
2位 橘田和樹(TEAM EMMA Cycling) 138p
3位 菅野佑介(AutoBahnGotemba) 125p

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟























