第56回 JBCF 西日本トラック<JBCFトラックシリーズ第1戦>
日 付 2022年7月31日
開催地 和歌山県和歌山市 和歌山競輪場 わかやまオレンジバンク(周長400m)
種 目 SP(男子)、KE(男女)、SC(男子)、IP(男女)、TT(男女)、TP(男子)、TS(男女)、OM(男子)
「3年ぶりの和歌山開催 2つの大会新記録が誕生」
■男子スプリント
予選1位の水澤秀哉(BMレーシングZUNOW)と、同3位の小谷実(岩井商会レーシング)の対戦となった決勝は、小谷が2本連取で優勝を決めた。
・男子スプリント 結果
1位 小谷 実(岩井商会レーシング)
2位 水澤秀哉(BMレーシングZUNOW)
3位 藤井昭吾(岩井商会レーシング)
■ケイリン
男子は予選を勝ち上がった6名で決勝が行われ、齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW)が優勝。2位に水澤秀哉が入り、BMレーシングZUNOWが1位と2位を独占した。女子はオープン参加を含む5名で決勝が行われ、島袋陽子(Team ZERO UNO FRONTIER)が優勝した。
・男子ケイリン 結果
1位 齊藤宏樹(BMレーシングZUNOW) 11秒625
2位 水澤秀哉(BMレーシングZUNOW)
3位 松村尚毅(The CAMP*US)
4位 黒枝咲哉(Sparkle Oita Racing Team)
5位 長野耕治(Il gatto di Hiko)
6位 奥澤優也(AutoBahnGotemba)
・女子ケイリン 結果
1位 島袋陽子(Team ZERO UNO FRONTIER) 14秒879
2位 清水知美(ビチクレッタディマル)
3位 奥平厚子(Team ZERO UNO FRONTIER)
4位 鈴木章代(ビチクレッタディマル)
■男子スクラッチ
8kmで行われた男子スクラッチは、集団をラップした岡本隼、當原隼人(以上愛三工業レーシングチーム)、藤井昭吾(岩井商会レーシング)の3名での勝負に。最後はスプリントで岡本が藤井を下して優勝した。
・男子スクラッチ(8km) 結果
1位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)10分18秒71
2位 藤井昭吾(岩井商会レーシング)
3位 當原隼人(愛三工業レーシングチーム)
■男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート
■男子ジュニア・ユース3kmインディヴィデュアル・パーシュート
男子4kmインディヴィデュアル・パーシュートでは、渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)が4分42秒866の大会新記録を出して優勝した。男子ジュニア・ユース3kmインディヴィデュアル・パーシュートは、大澤兆成(久居農林高校・オープン参加)が唯一4分を切るタイムを出した。
・男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム) 4分42秒866(大会新)
2位 中井唯晶(シマノレーシング)4分46秒847
3位 渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)4分47秒564
・男子ジュニア・ユース3kmインディヴィデュアル・パーシュート 結果
OPEN 大澤兆成(久居農林高校) 3分53秒552
OPEN 濱田 真(広島市立広島工業高等学校) 4分0秒204
OPEN 大西健翔(久居農林高校) 4分15秒399
■男子1kmタイムトライアル
■女子500mタイムトライアル
男子1kmタイムトライアルは、島奨乃(Team ZERO UNO FRONTIER)が約0.2秒の僅差で長野耕治(Il gatto di Hiko)を上回って優勝した。女子500mタイムトライアルは39秒台の争いとなり、辻本真里(岩井商会レーシング)が優勝した。
・男子1kmタイムトライアル 結果
1位 島 奨乃(Team ZERO UNO FRONTIER) 1分8秒494
2位 長野耕治(Il gatto di Hiko) 1分8秒707
3位 姫野正志(Team ZERO UNO FRONTIER)1分9秒103
・女子500mタイムトライアル 結果
1位 辻本真里(岩井商会レーシング) 39秒520
2位 清水知美(ビチクレッタディマル) 39秒754
3位 辻本真希(岩井商会レーシング) 40秒195
■男子4kmチーム・パーシュート
2チームのみの出場となったものの、Sparkle Oita Racing Teamが4分24秒604の大会新記録を出した。
・男子4kmチーム・パーシュート 結果
1位 Sparkle Oita Racing Team(沢田、孫崎、黒枝咲哉、黒枝士揮) 4分24秒604(大会新)
OPEN 久居農林高校(近澤、大西、前田、大澤) 5分5秒622
■チームスプリント
400m×3で行われた男子は、1分17秒台をマークした岩井商会レーシングが優勝。400m×2で行われた女子は、ビチクレッタディマルが優勝した。
・男子(400m×3) 結果
1位 岩井商会レーシング(岩井、小谷、藤井) 1分17秒034
2位 Team ZERO UNO FRONTIER(植田、島、姫野) 1分19秒649
3位 BMレーシングZUNOW(齊藤、西川、水澤) 1分20秒333
・女子(400m×2) 結果
1位 ビチクレッタディマル(清水、鈴木) 1分1秒858
2位 岩井商会レーシング(辻本真希、辻本真里) 1分4秒270
3位 Team ZERO UNO FRONTIER(奥平、島袋) 1分5秒402
■男子オムニアム
4種目の合計ポイントで争われるオムニアム。スクラッチとテンポレースを終えてトップとなったのは、岡本隼(愛三工業レーシングチーム)。しかしエリミネイションでは残り6名のところで除外されてしまい、1位となった沢田桂太郎(Sparkle Oita Racing Team)が計104ポイントとして総合首位となる。
最終種目のポイントレースでは、レース中盤に先行した7名が集団をラップ。その中にいた渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)が計130ポイントとして暫定首位となる。
レース終盤、沢田と渡邉歩(愛三工業レーシングチーム)の2名が先行。沢田は1位通過を繰り返してポイントを加算し、さらにポイントが倍となるフィニッシュも1位となって計134ポイントとした。
渡邊翔太郎は3位でフィニッシュして沢田と同点としたものの、フィニッシュ順上位の沢田がオムニアムの優勝を決めた。
・オムニアム 結果
1位 沢田桂太郎(Sparkle Oita Racing Team) 134p
2位 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム) 134p
3位 孫崎大樹(Sparkle Oita Racing Team) 130p
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟