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東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2 レポート

2020.07.25
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JKAJプロツアー第2戦
第54回JBCF東日本ロードクラシック 群馬大会Day-2

日付: 2020年7月24日
開催地・コース: 群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキット 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853番地(6km/1周)
距離: 60km(JPT)、72km(F)、102km(E1)、72km(Y)、60km(M)

 

■Jプロツアー(JPT)

鈴木龍が優勝して総合首位に 宇都宮ブリッツェンが1・2・3位を独占

東日本ロードクラシック群馬大会2日目のDay-2は、前日の半分の距離となる60kmのレース。ロードレースとしては短距離のレースとなることから、1周目から8分10秒台のハイスピードな展開でスタートした。

アタック合戦から5名が抜け出し、30秒前後の差をつけて先行する。メンバーは、冨尾大地(VICTOIRE 広島)、米谷隆志、石原悠希(以上Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)、渡邊翔太郎(那須ブラーゼン)、山本大喜(KINAN Cycling Team)。

レース序盤、数名の飛び出しから5名の逃げ集団が形成される。

レースが半分となる5周目、先行する5名とメイン集団との差が10秒ほどになったところで、レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ )が集団から飛び出し、先行する5名にブリッジをかける。このキンテロの動きに数名が追従。新たに8名の先頭集団が再構成される。メンバーは、キンテロ、西村大輝(宇都宮ブリッツェン)、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、渡邊翔太郎(那須ブラーゼン)、西村基(レバンテフジ静岡)、山本元喜、山本大喜(以上KINAN Cycling Team)、伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム)。

レース中盤、山本大喜(KINAN Cycling Team)を先頭に新たに形成された先頭集団

メイン集団は序盤から宇都宮ブリッツェンがコントロール

レース終盤、登り区間でアタックするレオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ )

メイン集団は宇都宮ブリッツェンが主導してペースコントロールし、差を25秒前後に維持。終盤になると先頭集団の西村をメイン集団に下がらせて集団コントロールに加える。一方先頭集団では、キンテロが心臓破りの登りでアタックを繰り返すものの、勝負を決定づけるものにはならない。

最終周回に入ると、宇都宮ブリッツェンがコントロールするメイン集団が先行する集団を全て吸収し、増田成幸が先頭で最後の心臓破りの登りを駆け上がる。その後も宇都宮ブリッツェンは集団の先頭を他のチームに譲らず、最終コーナーから残り300mのホームストレートへ。鈴木龍を先頭に、大久保陣、小野寺玲の順でフィニッシュラインを越え、宇都宮ブリッツェンが3位までを独占。鈴木龍はJプロツアーリーダージャージも獲得し、宇都宮ブリッツェンが東日本ロードクラシックDay-2を制覇して見せた。

鈴木龍、大久保陣、小野寺玲の順に宇都宮ブリッツェンの3名が上位を占める

3位までを独占した宇都宮ブリッツェン

敢闘賞はレオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)

なお、表彰式では小野寺玲がJプロツアーリーダーとして表彰されたが、JBCFで集計の手違いがあり、正しくは鈴木龍がJプロツアーリーダーであることが発表された。

結果  JPT 60km

1位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) 1時間24分39秒
2位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) +0秒
3位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +0秒
4位 大前 翔(愛三工業レーシングチーム) +0秒
5位 横塚浩平(TeamUKYO) +0秒
6位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +0秒

敢闘賞 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ )

中間スプリントポイント
3周回完了時 山本大喜(KINAN Cycling Team)
6周回完了時 山本大喜(KINAN Cycling Team)

Jプロツアーリーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

■Jフェミニンツアー(JFT)

女子のFクラスタは6kmサーキット12周の72km。3周目、植竹海貴(Y’s Road)が単独で飛び出し、20秒前後の差をつけて逃げる。メイン集団は人数を減らしながらも追走し、7周目に入ったところで植竹を吸収。この追走の動きで、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、樫木祥子(株式会社オーエンス)、伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)、。大堀博美(MOPS)植竹の5名に絞られる。

最終周回の心臓破りの登りをクリアして残ったのは、樫木、唐見、大堀の3名。最後はスプリント勝負となり、樫木が優勝した。

リーダージャージの森本保乃花(ZERO)を先頭に行く集団

昨年のFクラスタ総合優勝の唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

3周目から7周目まで単独で逃げ続けた植竹海貴(Y’s Road)

最終周回、3名が先行

表彰式 左から、2位大堀博美(MOPS)、1位樫木祥子(株式会社オーエンス)、3位唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

リーダージャージは森本保乃花(ZERO)が維持

結果 JFT 72km

1位 樫木祥子(株式会社オーエンス) 2時間8分20秒
2位 大堀博美(MOPS) +0秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0秒

Jフェミニンリーダー 森本保乃花(ZERO)

 

■Jユースツアー(JYT)

12周72kmで行われたY(ユース)クラスタ。レース中盤から塩野淳平(TEAM SPORTS KID GoMore)と石田眞大(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)の2名が逃げる。レース終盤、塩野が遅れ、追走した3名が石田に合流。さらに前日優勝した 神村泰輝(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が残り2周で追いつき、5名の先頭集団となる。

最終周回の登りで神村がアタックすると、ついて行けたのは大城奨(フィッツ)のみ。最後は神村がスプリントで大城を下し、Yクラスタ2日連続優勝を決めた。

スタートしていくYクラスタの集団

レース中盤から終盤まで逃げ続けた野淳平(TEAM SPORTS KID GoMore)と石田眞大(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)

リーダージャージを着る神村泰輝(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が先頭集団に追いつき5名に

Y(ユース)神村泰輝(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が前日に続き連勝

結果 JYT 72km

1位 神村泰輝(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) 1時間53分51秒
2位 大城 奨(フィッツ) +0秒
3位 鈴木来人(ボンシャンスACA) +14秒

Jユースツアーリーダー 神村泰輝(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)

 

■Jエリートツアー(JET)

17周102kmで行われたE1クラスタは、序盤に15名ほどの集団が先行。追走の足並みが揃わないメイン集団との差は3分以上に開く。レース終盤、先頭集団は9名まで人数を減らすものの、メイン集団との差は縮まることなく最終周回へ。最後はスプリント勝負となり、及川一総(作新学院大学)が優勝した。

レース序盤に形成された先頭集団

リーダージャージ自らメイン集団を牽引して追走

最終周回までに9名に絞られた先頭集団

表彰式

Jエリートツアーリーダーは東 優仁(VC福岡(エリート))

結果 E1クラスタ 102km

1位 及川一総(作新学院大学) 2時間36分23秒
2位 天野壮悠(VC VELOCE) +0秒
3位 雑賀大輔(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +0秒
4位 石井祥平(アーティファクトレーシングチーム) +0秒
5位 小村悠樹(Kochel V.C.Sputnik) +0秒
6位 池川辰哉(VC VELOCE) +0秒

Jエリートツアーリーダー 東 優仁(VC福岡(エリート))

■マスターズクラスタ(M)

40歳以上のJET登録選手が出場するマスターズクラスタは10周60kmで行われた。レース序盤から単独先行した松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)が最後まで逃げ切り、2位以下の4分近い差をつけて優勝した。

スタート

序盤から逃げ続けた松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)

6名が追走するも、単独で逃げる松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT)は捕まえられず

1位 松井大悟(イナーメ信濃山形-EFT) 1時間34分10秒
2位 栗山和之(ALL OUT reric) +3分48秒
3位 石塚将人(湾岸サイクリング・ユナイテッド) +4分44秒

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

 

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