2025年Jプロツアー第11戦
JBCF群馬CSCロードレース10月大会 Day1
日付 2025年10月25日
開催地・コース 群馬県みなかみ郡みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター(1周6km)
距離:150km(JPT)、54km(E2/E3)、54km(M)


■Jプロツアー(JPT)
2025年Jプロツアー最終戦の舞台は、群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキット。4月に同地で開催された「東日本ロードクラシック」と同じ、25周150kmの長距離レースが行われた。
朝から弱い雨が降り続け、気温10℃前後の寒さの中スタート。すぐさまアタック合戦が始まり、ラップタイム8分台のハイペースで周回が進む。

7周目に入ると7名の先頭集団が形成される。メンバーは、孫崎大樹(ヴィクトワール広島)、武山晃輔、フォン・チュンカイ(以上宇都宮ブリッツェン)、馬場慶三郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)、菅原聡、山里一心(以上アヴニールサイクリング山梨)、小出樹(イナーメ信濃山形)。

後続の集団は TeamCyclersSNELとレバンテフジ静岡がコントロールし、1分前後の差を維持してレース後半に入る。
残り10周を切ると、集団から寺田吉騎(Bahrain victorious development team、オープン参加)が追走に飛び出したのをきっかけにペースが上がり、先頭集団との差が縮まり始める。
残り7周、先頭集団の7名が吸収されると、代わってベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)が単独先行。30秒差で阿見寺俊哉(アヴニールサイクリング山梨)、佐藤光(TeamCyclersSNEL)らが追走し、その後ろから集団が続く。


残り2周に入ると、宇都宮ブリッツェンが集団を牽引してペースアップ。追走の阿見寺と佐藤を吸収し、先行するダイボールとの差を徐々に詰めていく。

そして最終周回残り1km付近でダイボールを吸収。そのカウンターで岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、山田拓海(シマノレーシング)、プロリーダージャージを着る金子宗平(群馬グリフィンレシングチーム)が抜け出す。
最後はこの3名でのスプリント勝負となり、岡が先着して優勝した。


Jプロツアー個人ランキングは金子が3位となって首位を維持し、2連覇を達成した。
結果 JPT 150km
1位:岡 篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン):3時間45分35秒
2位:山田 拓海(シマノレーシング):+0秒
3位:金子 宗平(群馬グリフィンレーシングチーム):+0秒
4位:松本 一成(TeamCyclersSNEL):+8秒
5位:中村 圭佑(ヴィクトワール広島):*8秒
オープン:寺田 吉騎(Bahrain victorious development team):+8秒
6位:望月 蓮(アヴニールサイクリング山梨):+8秒
敢闘賞 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)
Jプロツアー2025 個人ランキング1位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)
Jプロツアー2025 U23ランキング1位 林原聖真(群馬グリフィンレーシングチーム)
Jプロツアー2025 チームランキング1位 宇都宮ブリッツェン






■Jマスターズツアー(JMT)
9周54kmで行われたJマスターズツアーは、レース中盤までに深谷侑司、大島和也(以上MiNERVA-asahi)、中村 勝彦(TTGミトロング-V)の3名が先行して後続を大きく引き離す。


3名は最終周回まで同調して周回を重ね、最後は深谷が単独先行してフィニッシュ。大島が2位となり、 MiNERVA-asahiがワン・ツーフィニッシュを達成した。



JMT 結果 54km
1位 深谷 侑司(MiNERVA-asahi) 1時間32分18秒
2位 大島 和也(MiNERVA-asahi) +30秒
3位 中村 勝彦(TTGミトロング-V) +43秒
4位 丸渕 聖悟(FAST LANE Racing) +4分12秒
Jマスターズツアーリーダー 遠藤 優(Roppongi Express)

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟






















