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大会レポート「第2回新城ロードレース」

2025.09.08
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2025年Jプロツアー第9戦

第2回JBCF新城ロードレース

日付 2025年9月7日

開催地・コース 愛知県新城市作手・鳳来北西部地区公道(1周17.6km)

距離:94.8km(JPT)

■Jプロツアー(JPT)

BBアートは新城モブ

2ヶ月ぶりの開催となるJプロツアーは、第9戦「新城ロードレース」で後半戦がスタートする。
2026年アジア大会のプレ大会として昨年に続き2回目の開催となる「新城ロードレース」だが、今回は新城市西部の作手(つくで)地区に場所を移しての開催。

チームプレゼンテーションには多くの観客が集まった

併催イベントの「新城モビリティフェスタ(新城モブ)」のメイン会場となる新城市役所作手総合支所前をスタートし、山間部に設定された1周17.6kmの周回コースに入って5周回したのち、作手総合支所前に戻ってフィニッシュする94.8kmのコースに改められた。

周回コースは、道幅が狭く大小のカーブが連続する下りと、終盤に現れる平均勾配9.4%、高低差320mの登り区間で構成される。
特に登り区間は、周回コースの約2/3をかけて下ってきた分を4km弱の距離で一気に登るハードさ。瞬間的には10%オーバーの勾配が続く区間もあり、集団の人数が絞られるサバイバルレースになることが予想された。

地元チームの愛三工業レーシングチームと、チームランキング首位の宇都宮ブリッツェンを先頭にパレードスタート
山中の木立の中を集団がパレードで進む

登り区間に入る直前までのパレード走行を終えてリアルスタートが切られると、地元チームの愛三工業レーシングチームと、前回優勝チームの宇都宮ブリッツェンが中心となってペースアップ。

勾配が厳しい区間に入ると、プロリーダージャージを着る金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が先頭に出てさらにペースを上げる。
金子の加速により集団後方は徐々に遅れはじめて10名ほどまで絞られ、登りの頂上に到達する頃には金子、橋川丈(愛三工業レーシングチーム)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)の3名に絞られた。

金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)の牽引で集団の人数が徐々に減っていく
1周目の登りを経て残った3名の先頭集団
3周目、谷順成(宇都宮ブリッツェン)が合流して4名となった先頭集団

2周目以降、下り区間で後続集団が追いつく場面もあったものの、登りに差し掛かるたびに金子、橋川、岡の3名に戻ることを繰り返す。2周目の周回賞「愛三工業賞」は橋川が先頭通過、4周目の周回賞「新晃製作所賞」は金子が先頭通過し、最終周回の5周目に入る。

追走するベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)が先行する3名との差を少しずつ詰めてくる中、最後の登り区間で金子がペースアップ。

橋川と岡が遅れる一方、ダイボールが橋川と岡を抜いて金子の直後に迫る。しかしダイボールは金子を捉えきれない。

独走する金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)の直後にベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)の姿が迫る

周回コースを離れてフィニッシュまでの平坦区間に入っても、金子とダイボールの数秒差は縮まらないままフィニッシュへ。第7戦の石川ロードレース、第8戦の広島三原ロードレースに続き、金子がJプロツアー3連勝を決めた。

フィニッシュ目前、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が後方を確認
金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が6月の石川ロードレース以降3連勝を決めた

 

結果  JPT 94.8km

1位 金子 宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 2時間18分44秒

2位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島) +4秒

3位 橋川 丈(愛三工業レーシングチーム) +14秒

4位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +1分16秒

5位 谷 順成(宇都宮ブリッツェン) +1分57秒

6位 サルマ 寛大(レバンテフジ静岡) +1分57秒

 

周回賞

2周目 愛三工業(株)賞 橋川 丈(愛三工業レーシングチーム)

4周目 (株)新晃製作所賞 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)

 

敢闘賞 橋川 丈(愛三工業レーシングチーム)

 

Jプロツアーリーダー 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)

U23リーダー 渡辺一気(京都産業大学)

 

周回賞「愛三工業賞」は橋川丈(愛三工業レーシングチーム)が獲得
周回賞「新晃製作所賞」は金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が獲得
敢闘賞は橋川丈(愛三工業レーシングチーム)が獲得
表彰式
プロリーダージャージは金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が維持

 

文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟

 

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