2024年JBCFトラックシリーズ第2戦 「第56回 JBCF 東日本トラック」
日付 2025年 7月19日、20日
開催地・コース 長野県松本市 スカイロードサイクリングスタジアム松本 (美鈴湖自転車競技場)周長333.33m


種目
1日目(7/19)
男子スクラッチ(10km)、インディヴィデュアル・パーシュート(男子ユース3km、男子マスターズ3km、男子4km)、男子スプリント
2日目(7/20)
女子スクラッチ(8km)、タイムトライアル(男子1km、女子1km、男子マスターズ500m)、男女チーム・スプリント、男女ケイリン、男子オムニアム
2025年 JBCF トラックシリーズ第2戦である「第56回 JBCF 東日本トラック」が、愛称スカイロードサイクリングスタジアム松本となった美鈴湖自転車競技場で開催された。 梅雨明け早々夏空の下、2日間にわたり男子9種目、女子4種目が行われた。

大会1日目(7/19)
■男子スクラッチ(10km) 結果
1位 岩月 諒太郎(群馬グリフィンレーシングチーム エリート) 12分47秒690
2位 田中 遥翔(CIEL BLEU KANOYA)
3位 新藤 想真(cyclers SNEL JET)

■インデイヴィデュアル・パーシュート
・男子ユース3kmインデイヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 諏訪 琉生(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ) 4分0秒336 東日本実業団U-17大会記録
・男子マスターズ3kmインデイヴィデュアル・パーシュート 結果
1位 新井 秀人(CWASPアタリマエダ) 3分47秒910
・男子4kmインデイヴィデュアル・パーシュート 結果
Open 佐藤 健(佐賀県 ※オープン) 4分30秒996 参考記録
1位 原田 裕成(Sparkle Oita Racing Team) 4分38秒353
2位 岩月 諒太郎(群馬グリフィンレーシングチーム エリート)4分47秒611
3位 伊澤 将也(CIEL BLEU KANOYA) 4分49秒673
※オープン参加は表彰対象外
■男子スプリント 結果 〈予選タイム)
1位 福元 啓太(CWASPアタリマエダ) 10秒459
2位 伊澤 将也(CIEL BLEU KANOYA) 10秒312
3位 金子 颯(群馬グリフィンレーシングチーム エリート) 10秒598
大会2日目(7/20)
梅雨明けの強い日差しの中、女子スクラッチから競技が始まった。女子1kmタイムトライアルで実業団新記録と東日本実業団記録が誕生した。

男子ケイリン 決勝 予選から勝ち上がった6名
■女子スクラッチ
距離8km出走3名で行われた女子スクラッチは、五味田奈穂(Bicicletta di MARU)が残り3周で抜け出し優勝した。

女子スクラッチ 五味田奈穂(Bicicletta di MARU)が残り3周にアタック

女子スクラッチ 1位 五味田奈穂(Bicicletta di MARU) 12分06秒199
・女子スクラッチ(8km) 結果
1位 五味田奈穂(Bicicletta di MARU) 12分06秒199
2位 中村 友紀子(京浜ピストクラブ)
3位 小田 恵利花(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
※表彰は1位のみ

女子スクラッチ 表彰式
■タイムトライアル
男子1kmタイムトライアルは20名が出走し、堀江 省吾(MISUZUKO TEST TEAM)が実業団記録に迫る1分05秒532で、マスターズ500mタイムトライアルは、新井 秀人(CWASPアタリマエダ)が37秒734でそれぞれ優勝した。
女子1kmタイムトライアルは、出走した3名いずれも実業団新記録をマーク、五味田 奈穂(Bicicletta di MARU)は1分16秒389で優勝し東日本実業団記録もマークした。 更に女子スクラッチでも優勝しており2冠を達成した。

男子1kmタイムトライアル 1位 堀江 省吾(MISUZUKO TEST TEAM) 1分05秒532

男子マスターズ500mタイムトライアル 1位 新井 秀人(CWASPアタリマエダ) 37秒734

・男子1kmタイムトライアル 結果
1位 堀江 省吾(MISUZUKO TEST TEAM) 1分05秒532
2位 北嶋 桂大(愛三工業レーシングチーム) 1分06秒351
3位 荻野 徹(mkw) 1分07秒010
・女子1kmタイムトライアル 結果
1位 五味田 奈穂(Bicicletta di MARU) 1分16秒389 実業団新記録/東日本実業団記録
2位 石中 葵(富山県自転車競技連盟) 1分16秒622 実業団新記録
3位 吉崎 夢叶(富山県自転車競技連盟) 1分20秒217 実業団新記録
※表彰は1位のみ
・男子マスターズ500mタイムトライアル 結果
1位 新井 秀人(CWASPアタリマエダ) 37秒734
2位 井上 登士哉(VC VELOCE) 42秒034
※表彰は1位のみ



■チーム・スプリント
女子チーム・スプリントは333.33m×2で行われ、唯一出走した富山県自転車競技連盟(石中 葵、吉崎 夢叶)が50秒520をマークし優勝した。
男子は333.33m×3で行われ4チームが出走、MISUZUKO TEST TEAM(横林、堀江、齋藤)が1分2秒762の好タイムで2位のTeam Logisty Jack(大村、山崎、小峰)に4秒以上の差を付け優勝した。


・女子チーム・スプリント(333.33m×2) 結果
1位 富山県自転車競技連盟(石中 葵、吉崎 夢叶) 50秒520
・男子チーム・スプリント(333.33m×3) 結果
1位 MISUZUKO TEST TEAM(横林 海斗、堀江 省吾、齋藤 健太朗) 1分02秒762
2位 Team Logisty Jack(大村 慶二、山崎 潤、小峰 烈) 1分07秒644
3位 湾岸サイクリング・ユナイテッド(佐藤 竜也、松村 尚毅、山岡 翔平) 1分08秒773
※表彰は1位のみ


■ケイリン
女子ケイリン決勝は3名の戦いとなり、序盤から積極的に先行した石中 葵(富山県自転車競技連盟)が圧勝した。
男子ケイリン決勝は予選2組から勝ち上がった6名で行われた。ゴール勝負はオープン参加の宮嵜 博己(千葉県 ※オープン)が僅差で先着したがブルーバンド走行で降格となり、佐藤 竜也(湾岸サイクリング・ユナイテッド)が繰り上げ優勝となった。


・女子ケイリン 結果
1位 石中 葵(富山県自転車競技連盟) 13秒188
2位 小田 恵利花(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
3位 中村 友紀子(京浜ピストクラブ)
※表彰は1位のみ
・男子ケイリン 結果
1位 佐藤 竜也(湾岸サイクリング・ユナイテッド)
2位 山岡 翔平(湾岸サイクリング・ユナイテッド)
Open 小野 祥吾(千葉県 ※オープン)
3位 鎌田 響(mkw)
※オープン参加は表彰対象外


■男子オムニアム
4種目の総合ポイントで競われる男子オムニアムには11名が出走した。1種目のスクラッチでは月見里 櫂(佼成学園高校)が終盤逃げてを決め1位、2種目のテンポレースは仙洞田 雄大(アヴニールサイクリング山梨)が原田 裕成(Sparkle Oita Racing Team)に競り勝ち1位、3種目のエリミネーションは原田が月見里を抑えて1位、この時点で月見里が114pでトップ、仙洞田と原田が112pずつで続く。最終種目のポイントレースでは原田、仙洞田の2名が着実にポイントを重ね後半ラップにも成功し、その後に月見里が続いた。 結果は原田が2位の仙洞田に21pの差を付け193pで優勝、仙洞田は172pで2位、月見里は2名に逆転され137pで3位となった。





・男子オムニアム 結果
1位 原田 裕成(Sparkle Oita Racing Team) 193p
2位 仙洞田 雄大(アヴニールサイクリング山梨) 172p
3位 月見里 櫂(佼成学園高校) 137p

※この大会は競輪補助事業として開催されました。
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟