今週末に開催されるJBCF第59回西日本ロードクラシックに日本代表ユースチームが参戦します。
参戦するにあたり、日本代表ロードコーチよりメッセージをいただきましたので、皆様にお伝えいたします。

このたび、西日本ロードクラシックE2において、日本代表ユースチームがエリートカテゴリーに挑戦する機会をいただきましたこと、主催者ならびに大会運営・関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。本大会は、西日本を代表する由緒あるレースであり、JPTを頂点とするJBCFカテゴリーの中でも、E2は多くの実力ある選手たちがしのぎを削る重要なステップに位置づけられています。そこに、まだ経験の浅いユース世代の選手たちが参戦させていただくことは、本人たちにとっても大きな挑戦であり、かけがえのない成長の機会です。
今回の参戦は、日頃からレースに真剣に取り組む選手の皆さまと共に走ることで、レースの厳しさと楽しさを学び、自身の課題と向き合う実戦の場と捉えております。彼らがこの場で得る経験は、将来の日本代表として世界に挑むための大きな糧となることでしょう。
JBCF理事としての立場からも、本ツアーがこうしてユース世代に実践の機会を与え、世代を超えた交流と刺激の場となっていることに、あらためて深い意義を感じております。また、JBCFを走る選手の中から、将来日本代表として世界の舞台で戦う選手が育っていくことを強く期待しております。日本のサイクルロードレース界全体の強化・発展においては、このユース世代の育成が必要不可欠であると強く認識しております。
出場されるチーム・選手の皆さまには、ぜひこの若い挑戦者たちに温かいまなざしと、時に厳しい洗礼を通じたエールを送っていただければ幸いです。彼らはまだ未熟ですが、未来のロードレース界を担う力を秘めた存在です。
今大会がすべての選手にとって意義深く、実りあるものとなりますことを願いつつ、ユース世代の育成と、国内ロードレースのさらなる発展に引き続きご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2025年4月吉日
日本代表ロードコーチ／JBCF理事　清水 裕輔
日本代表ロードコーチ　　　　　　小橋 勇利