はじめての方へ

サイクルロードレースを観戦する!

街の中から観光地まで、JBCFのサイクルロードレースの開催地はいろいろ。 まだ生で観戦したことのない方、とにかく一度足を運んでください! きっと魅力にはまるに違いありません。


5つの観戦ポイント

レース会場はとにかく広い! どこで観戦したらいいか、あらかじめ知っておくと何倍もレースを楽しめます。

スタートライン

スタート前の選手たちの、ピンと張り詰めた緊張感を味わうならここがおすすめです。

コントロールライン

選手が周回ごとに通過するライン付近。現在の順位がわかります。

フィニッシュライン

最後の力を振り絞りながらのゴールスプリント!集団で一気になだれ込んでくる大迫力にしびれます。

登り坂

山岳コースでの見どころ。重力と必死に戦う選手たちを応援しましょう。

補給エリア

水や補給食を選手に手渡すエリア。中には入れませんのでエリアの外からご覧下さい。


サイクルロードレースの種類

レースには様々な種類があります。 自然の起伏を活かしたヒルクライムや、市街地を走り抜ける迫力のクリテリウム。 自分の好きな種類のレースを見つけましょう。

ワンデイレース

1日で勝敗を決するレース。個人とチームで順位を競います。「山岳賞」「スプリント賞」が設定されているレースも多くあります。

ステージレース

2日以上にわたって行われ、総合タイムで順位を競います。

クリテリウム

市街地に設定された短いコースを何周も回り、順位を競います。目の前を何度も選手が通過するので、スリリングかつ迫力満点。

タイムトライアル

通称TT。「個人TT」は1人ずつスタートし、決められたコースのタイムを競います。「チームTT」はチーム単位で走り、規定の人数のゴールタイムで競います。

ヒルクライム

長い登り坂を登り、タイムを競います。JCF(日本自転車競技連盟)のヒルクライムシリーズが組まれるほど人気の競技です。

あると便利な観戦グッズ

レース会場は、ほとんどが屋外です。 コースが遠かったり天候が急変したりすることもあります。 しっかりと装備して、快適に観戦を楽しみましょう。

双眼鏡
双眼鏡

広い会場だと、コースの移動はなかなか大変。双眼鏡があれば向こうの様子もちょっと覗けます。また、レース中の選手の表情もしっかりと観察できますよ。

折りたたみチェア
折りたたみチェア

椅子に陣取って飲み物を片手に悠々と観戦、なんてスタイルも乙なもの。軽い椅子なら場所を移動するのも簡単です。

ドリンクボトル
ドリンクボトル

暑い時期でなくとも、屋外で過ごすのですから水分補給は大切。会場には自販機がないことも多いので、ぜひボトルに入れて持参しましょう。保温ボトルならなお良し。

帽子
帽子

熱中症予防には必需品。つばの広いハットタイプなら顔の周りに広い日陰ができますね。日焼け止めクリームも常備しておきましょう。

バックパック
バックパック

両手をフリーにしておけば、何かと便利。歩きやすく、移動も楽です。グッズをいろいろ入れて運べる20〜30L程度のバックパックを選んでみましょう。

レインウェア
レインウェア

荒天でない限り、レースは雨天決行。傘は人とぶつかることもありますし、走行中の選手に接触すると非常に危険です。レインウェアの上下を常備しましょう。防寒対策にもなります。

カメラ
カメラ

望遠機能つきのミラーレス一眼なら軽くて高品質。最高の瞬間をしっかり写真に収めましょう。

色紙・油性ペン・応援旗
色紙・油性ペン・応援旗

もちろん選手にサインをもらうため。ひいきのチームや選手があれば、旗で応援しましょう。


ロードレース用語 A to Z

ロードレースには専門用語がいくつもあります。 初めのうちは、何を言っているのかわからないかもしれません。 でも、少しずつ覚えて使っていけば、いつしかベテランファンのように見えますよ。

エース

チームの中で優勝を目指す選手。
レースの性質やチーム事情、選手の体調によって変わることもある。

アシスト

エースを補佐する選手たち。
飲み物や補給食の分配、集団のコントロールなど任務は多岐にわたる。

集団

自転車の大敵・風の抵抗を減らすため、レース中は選手が集団を作り交代で先頭を牽く。その中で行われる駆け引きも面白い。

先頭交代

集団または1列で走行中の選手たちが、風を一番受ける先頭を交代で受け持つこと。

アタック

集団からペースを上げて飛び出すこと。
集団の攪乱にも使われる。逃げた選手を追いかけペースを落とさせるのを「アタックをつぶす」。

列車

ゴール前など、アシスト選手が大集団を超高速で引っ張ること。ゴールスプリントに備えた位置取りなど、チームの思惑が交錯する。

脚をためる

ゴールスプリントや勝負所に備え、集団の中で体力(脚力)を温存しておくこと。

補給

レース中にチームスタッフが選手に手渡す水分や補給食。選手は走行しながら摂取する。

選手の「脚質」を見極める!

ロードレースの選手名鑑には「脚質」という項目があります。 その選手の得意な走り方や特徴を表す言葉です。 脚質を意識しながら観戦するとより深く楽しめるでしょう。

クライマー

ヒルクライムが得意な選手。
山岳賞が設定された区間でしのぎを削る。

スプリンター

ゴールめがけて猛スピードでスパートする選手。
スプリント賞の区間でも存在感を示す。

ルーラー

平地を一定のスピードで走り続けることが得意な選手。「スピードマン」とも呼ばれる。

オールラウンダー

登り、平地、TTいずれも平均以上の力を持っている万能選手。

パンチャー

アタック力に優れる選手。集団にパンチを食わすようなアタックを得意とする。